レッド・ツェッペリンの1950年代風動画を見た

9時過ぎ、作業前ギリギリまで寝ていた。

足が少し重かったが筋肉痛はなし。走れそう。

9時半から作業。ボスから、先週末のログインが早かったが、早出かしら? とメッセージが届いていた。いえ、PCの電源入れるのが早すぎたんでございますと返事をした。

昼、ホットドッグを作って食べる。小さめのコッペ的パンにザワークラウトとシャウエッセン1本を3つ。

編み作業する。残りの段は60を切り、絵柄も終わり、ロゴ部分に入った。ロゴ部分が終われば、糸を編み分ける部分がなくなるので、進行は速くなるはず。

夕方、図書館へ行き、本を返却し、予約した本を借りる。

サミットで買い物。ビール、赤ワイン、ほうれん草、鶏むね肉、油揚げ、ポテトチップス、ミネラルウォーター買う。

夜、ご飯、きんぴらごぼう、ほうれん草おひたし、赤かぶ漬け。

Youtube で、もしもレッド・ツェッペリンが1950年代のグループだったら? という動画を見て、爆笑した。”Heartbreaker” とか “Moby Dick” が、清く正しく明るいポップス風にアレンジされていた。トップ画像に表示されるメンバーの写真も、揃いのスーツを着た七三分けヘアーに統一されていた。

最近なぜかジミー・ペイジが気になり、自伝を図書館で借りた。少し読み、ペイジと音楽記者の関係がずいぶん長いこと険悪だったことを改めて知った。

70年代初期のアメリカツアー中滞在したホテルでの悪行三昧が伝説のようになっているが、相当、盛られているだろうと思う。ただし、当時のハードロックバンドにとって、その『盛り』はバンドのイメージにプラスになると考えられたのではないか。

Youtube で、レッド・ツェッペリンの1970年のライブ映像を見ると、演奏はヘヴィーだが、パフォーマンスとしてはそれほど破天荒ではない。生真面目にさえ見える。しかし、当時まだ彼らのライブを見たことのないアメリカのファンにとって、真面目に演奏しているバンドというイメージは、アルバムの印象に見合っていただろうか?

破天荒なライブパフォーマンスをするハードロックバンドといえば、1970年時点なら断然、THE WHO だろうが、バックステージのエピソードにおいて本気で頭がおかしいのはキース・ムーン一人なわけだ。この人の場合は、『盛り』も少なめだろう。

アメリカを回るにあたり、レッド・ツェッペリンとしては、頭のおかしい先達、THE WHO に匹敵する盛りエピソードは、むしろ歓迎するところだったのではないか。

そういうところ、昔のロックバンドは、プロレスラーに似ている。伊勢丹で美津子と買い物中の猪木を白昼堂々サーベルで襲撃するくらい悪い男、タイガー・ジェット・シン、みたいな。

THE WHO は、アルバムを聞いてもヘヴィーさが伝わりにくい。初めて聞いたアルバムはベスト版だったが、正直、このバンドのとこがハードロックなのだろうと思った。そのあたりはレッド・ツェッペリンと真逆だと思う。演奏している映像を見ると、音にしても動きにしてもハードロックバンドそのものだ。ゆえに、ヘヴィーさを味わうために聞くべきは、『ライブ・アット・リーズ』が最適解となる。

そして、『ライブ・アット・リーズ』の曲では、「サマータイム・ブルース」が最適解だと思う。この曲だって、エディ・コクランのオリジナルは、もろに1950年代健康優良イカしたポップスだ。

そうなると、レッド・ツェッペリンの1950年代風動画は、実に正しい解釈なのかもしれない。あの曲の原曲は、実はこうだった、かもしれない、みたいな楽しみ方として。

1時半就寝。