8時起き。9時半から作業。
11時、エージェントとの面談。リモートワークの問題点や、かといって出社したらそれが解決するのかということについて、べらべら喋った。
昼、そぼろ納豆とご飯。
編み作業、右袖をつけることで終了。9月から編んできたセーターが完成した。
袖の長さや丈については問題なかった。胸から胴回りについては、昨日試着した時よりはマシだったが、好みとしてはもう少し緩さが欲しかった。下にシャツを着るゆとりが少ない。
6時、作業終了。
入浴してから買い物へ。豚ロース肉、ボイルイカ、ビール、ハイボール、ポテトチップス、こんにゃく買う。
夕食に、ご飯と納豆、ボイルイカ、こんにゃくの力士味噌和えを食べた。
9時、ビール、ハイボール、ポテチを持ってPCモニター前に陣取り、FODの配信による『とんねるず THE LIVE』を見た。配信が開始される9時ちょうどに再生を開始した。
開演直前の映像から始まった。会場が暗転すると歓声が上がり、とんねるずの二人がせりから登場した。マイケル・ジャクソンのブダペスト公演を思わせるような沈黙の後、タカさんの合図でバンドの演奏が始まり、「情けねえ」の歌声が響いた。これは生で見たら泣くかもしれない。白い衣装を着たとんねるずの立ち姿が格好良かった。
一曲目で終了というネタについては知っていたので、会場の反応を楽しむために見た。タカさんによると、1985年か翌年頃のコンサートでやったネタだとのこと。
その演出は、1997年に米米が『THE LAST SYMPOSIUM』でやっていた。最初に2曲やって、あとはすべて BONUS SHOW TIME という演出だった。
今回の武道館ライブについて、お笑い芸人でここまでガチのコンサートができる存在は他にいないという称賛の声があったが、音楽活動におけるとんねるずは、そもそもお笑いタレントよりミュージシャンのカテゴリに入れた方が収まりがよい。たとえば誰みたいなと、他のミュージシャンを想像して頭に浮かぶのは、米米CLUBやゴールデンボンバーだ。ネタの類似も、影響を受け合っているのではなく、根っこが似ているからではないか。
二人は着替えて登場し、「みのもんたの逆襲」を歌った。4曲歌ってから最初のMCがあった。SNSでライブを見た人の意見を検索したところ、映像は二日目がメインとなっているらしかった。
後藤嗣利さんが終始、ものすごく真剣な顔して演奏していた。メンバー紹介の最後がサックス藤井尚之で、ソロがいつの間にかチェッカーズ「ONE NIGHT GIGOLO」のイントロになり、Kill You のタイミングでタカさんがノリ男にツッコむという、平成初期の国民的お約束をやった。そこからすぐに「雨の西麻布」のイントロが流れ、「歌謡曲」「人情岬」のあと少しMCがあり、「一気!」「嵐のマッチョマン」「炎のエスカルゴ」「がじゃいも」とヒット曲が怒濤のように続いた。「雨の西麻布」と「歌謡曲」では、スクリーンがカラオケ映像風になり、満島ひかりがカメオ出演していた。
タカさんの声は掠れ気味だった。二日目はそうだったらしい。しかし、ライブ後半になってくるに従って、声質がいい感じに歌と調和してきた。とんねるずが歌うことについて、タカさんが真面目なMCをしていると、横でノリさんが茶々を入れていたが、ワンフーの思いとのバランスを調整するチャ茶入れだった。映像で見ると、ノリさんはタカさんが何か言うとき、その言葉をかなり真剣に聞いてから茶々を入れているのがわかった。
セットリストは本当によく練られていた。「大きなお世話サマー」や「寝た子も起きる子守歌」が入っていないところも、練られた証しだろう。
最後まで再生を止めることなく一気見した。ワンフー補正を考慮に入れなかったとしても、すごくいいライブだった。バンドがすごく良かった。「人情岬」「一気!」「がじゃいも」でもグルーヴ感を維持していた。
とんねるずのボーカルデュオとしての魅力はユニゾンだと思った。「情けねえ」冒頭が典型的だ。二人の声質が同じ音程で重なることで、実にいい響きになる。森永チョコボールのCM曲もそうだったなあ。
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