『1Q84』Book2を読む。
Book1を読んで気がついたが、本の厚さの割に紙がとても薄いので、Book1は500ページ以上あった。
Book2とあわせれば1000ページもの大作だ。
『海辺のカフカ』より、間違いなくボリュームがある。
過去作品の様々な要素が入っている。
読みながら、
(これは『羊をめぐる冒険』のアレだなあ)
(『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』っぽいなあ)
(この展開は『ねじまき鳥クロニクル』だろう)
(『アフターダーク』かな?)
などなど思う。
楽しい。
楽しいが、安易に物語を楽しむだけの読み方を拒絶するような峻厳さがある。
覚悟みたいなものを感じる。
村上春樹の長編を読むことが出来るのは、これが最後なのではないか?
そんな気が漠然とする。
今回の作品を作家活動の集大成と考えているのかもしれない。
昼、眠気のため何度か落ちそうになる。
理由がわからない。
夕方、高田馬場の飲み屋へ。
りほちゃんと待ち合わせて、精算をする。
森さんとこず江さんも加わり、ミニミニ精算会となった。
カニが一杯10円と破格だったので、人数分頼む。
途中、仲澤さん加わる。
安い店だったので、だらだらしゃべりながら閉店まで飲む。