走るコースに背脂チャッチャ系

7時半起き。朝飯に、ご飯、さばみりん干し、納豆、味噌汁。

8時半に実家を出る。マンションの1階に降りると、上から母が呼びかけてきた。

「忘れ物! 赤い手帳!」

赤い手帳? わかった。昨夜、自室で見つけた、昔の生徒手帳だ。中三から高三までのものを、なぜか捨てずに持っていた。

母に、それは違うという意味のハンドサインを送り、駅に向かった。

9時半帰宅。植木に水をやり、伸びた柿の枝を少し剪定した。

きゅうりの先端が萎れていた。見ると、途中で折れていた。別の脇芽が主茎となって伸びてくれれば問題ないが、まだ花も咲いていないので、気になった。

トマトのエアレーションを止めたままだったことに気づいた。コンセントの電源を入れると、容器の底からブクブク音が聞こえてきた。危ない危ない。真夏だったら一気に水が悪くなっていたかもしれない。

昼、ご飯、紫蘇かつおふりかけ、昆布佃煮。

1時過ぎ、走りに行く。昨日けっこう走ったので、今日は短めにして、かつ、図書館で予約した本を受け取るつもりだった。

まず、自転車で南台図書館へ。自転車を止め、そこから南方面にランニングを開始した。住宅地を抜けて中野通り。南台通りを東へ走り、六号商店街を甲州街道へ。渡って、幡ヶ谷の南から代々木上原へ。西原から三宿を走り、246に出てから茶沢通りを下北沢へ。そのまま中野通りに出て、図書館でゴール。12キロだった。前半、息が上がって苦しかった。

図書館で予約した本を受け取り、サミットで買い物をして、5時前帰宅。

夕食に、たらこスパゲティを作って食べた。

明日走るコースを検討する。30キロ走って、連休のランニングの締めとしたいのだが、片道10キロのあたりに、めったに行けないラーメン屋があった。ときわ台の『下頭橋ラーメン』である。かつて環七沿いにあった『土佐っ子』の味を引き継いだ、背脂チャッチャ系の店らしい。

『土佐っ子ラーメン』は、自分がラーメン屋巡りを始めた頃から知っていたが、結局一度も行く機会に恵まれなかった。池袋にある同名店舗に行ったことはあるが、知る人によれば全然違う味だという。

ときわ台までは片道10キロある。往復20キロだ。30キロ走るためには、いったん15キロ走り、5キロ戻ってきた時に『下頭橋ラーメン』に着くようにすればいいわけだが、そのプラス5キロをどこにするかが、なかなか難しかった。

結局、明日実際に走ってみてから決めることにした。

椎名誠『パタゴニア』読む。ずいぶん久しぶりの再読。日記を検索してみると、2006年に読んでいたが、この時も再読だったはず。買ったのはたしかもっと前だ。『土佐っ子』があった頃だ。再読しようと思い、積ん読棚に置いたのが、昨年の4月だったが、その後、読む本に追われてなかなか手を伸ばせずにいた。やっと、出番がきた。

12時過ぎ就寝。