7時過ぎ起き。朝飯に、トーストとレバーペースト。
昨日は日があまりささなかったので、水耕栽培養液補充はしなかった。今日は晴れそうだったので、補助タンクに水がたまるまで補充をした。バケツ4杯分だった。
午前中、どさん子ツール改修。テストを重ねてようやく改修版リリースにこぎ着けたが、業務状況にそぐわないかもしれないと思ったので、追加要望は絶対来るだろうと覚悟してアップロードした。
昼飯に、ご飯、ネギ納豆、鮭、きゅうりぬか漬け。きゅうりは、でかくなりすぎたやつを漬けたため、中心部があまり漬かっておらず、美味しくなかった。
水耕栽培トマトに新しい支柱を立て、古い支柱で吊り下げていた茎のいくつかを新しい方に移しつつ、密集しすぎた葉を広げ、通気性が良くなるようにした。それをやりながらトマトを2個収穫し、現時点で咲いている花に着果促進のホルモン剤スプレーをかけた。
トータル収穫数は54個になった。一昨年より若干速い。しかし、これまで獲れているトマトの大きさと味は、今年の圧勝だ。
午後、案の定、どさん子クランアントからメール。この更新内容では今までできていたこれこれができない、という内容だった。ひと思案し、ならばこういう案はいかがでしょうと代案を返信すると、それでお願いしますと返事がきた。そろそろゴールが近づいてきた。
夕方、春日へ。本読み会に参加。テキストは前川知大『散歩する侵略者』
2000年代の戯曲で、セリフの言い回しに21世紀初頭の同時代感があったので参加したのだが、参加者は若い女性ばかりだった。常連の年配先輩さんはいなかった。おそらく、その同時代感が違和感として考えられたためだろう。
戯曲の直近口語文体は、時代に合わせて常にアップデートされていくものだと思うが、21世紀に発表された日本語戯曲の数は、それ以前の時代に比べるとやはり少ないのだと思う。21世紀といっても2000年代はまだ90年代の香りがした。アップデートすべきは、2010年代以降の口語に対する戯曲だろう。
本読み会では時代を問わず様々な戯曲が扱われるのだが、発表年代によってはけっこう古めかしい口語文体であることがあり、そういう時の読みは、全体的に訥々として、流れないことが多い。
しかし今日の本読みは、いつもはかなり台詞のテンポが速い方である自分が、あえてゆっくり読むようにするくらい、全体の読む速度が速かった。これは、口語文体の同時代性によるものではないだろうか。要するに、読みやすいためスラスラ読めてしまうということではないか。
愛とは何かという問いの答えを、寓話的場面で表したラストは、とても印象に残った。「舞台版だと、ここで慟哭するんです」と、主宰のマツヤマさんが言っていた。映画版はどうなるのか。
9時過ぎに本読み会終了。
大江戸線で門前仲町まで行き、『弁慶』で夕食にラーメン中盛りを食べる。門仲の弁慶に来たのは7年ぶりくらいだが、腹が減っていたせいか、前回来た時よりも数段美味しく感じた。
10時半、実家帰宅。包丁が切れなくなったと、前回来た時に母がこぼしていたので、持参した研ぎ器で家の包丁をすべて研ぐ。何年も使っていない刺身包丁があったが、手入れをきちんとしていないため、錆が浮かんでいた。これ頂戴と母に言うと、いいわよと言われた。
刺身包丁は、以前住んでいた部屋から引っ越す時に、キッチン下の扉裏にある包丁置きに置きっぱなしにして、引っ越し荷物に入れるのを忘れてしまったのだ。その包丁ももらいもので、10年近く使ってきたと思う。
そして、今年の8月で、それから10年だ。刺身包丁なんて、刺身をサクで買った時くらいしか使わないが、刺身包丁使いたさに刺身を買うということもあるので、あったらあったで嬉しい。実家から運ぶ時は当然新聞紙その他でぐるぐる巻きにするだろうが、家に帰るまで職務質問されたらやばいかもしれない。
水のシャワーを浴び、コンビニへ行き、黒ラベルをひと缶買ってきて飲み、2時過ぎ就寝。