穴守稲荷ブラつき電気グルーヴへびツアーへ

7時起き。朝飯に、ご飯、鯖、大根のよごし。よごしは美味しかった。

11時過ぎまで二度寝する。起きると、母は甥2号家の七五三祝いに出かけており、家にいなかった。

昼、編み作業と読書を交互にする。

山田詠美『三頭の蝶の道』読了。すこぶる面白かった。三人の女性作家がおり、それぞれ別の年に亡くなる。亡くなった年が一つの章となり、全三章に分かれている。亡くなった作家について、担当編集者や目をかけられていた作家が、生きていた頃はああだったこうだったと話す。シンプルな構成なのだけど、ああだったこうだったの部分は、結果的に難しい作家論や小説論をわかりやすくしたような対話になっている。

3時過ぎ、実家を出ようとするタイミングで母帰宅。亀戸天神に行ってきたらしく、お土産に葛餅を買ってきた。「あんた持ってって」と、一箱もらった。

4時半、穴守稲荷へ。以前から気になっていた『たこ焼き くうたろう』へ行き、たこ焼きを一つ買う。店のおばちゃんは気さくで、「ソーセージを入れたやつとか、やわらぎメンマを入れたやつもあるのよ」と、別商品について教えてくれた。

近くの公園でたこ焼きを食べた。大変美味しかった。

5時、『西尾の鰻』へ。うな重の上と吸い物を頼んだ。頼んでから、たこ焼きのボリュームがまあまああったことを思い出し、並にすれば良かったと思った。

食べ終わり、店を出ると、時刻は5時半だった。7時にZepp Hanedaで電気グルーヴのライブがあり、開場時間は6時。チケットの整理番号はまあまあ後の方。ならば、まだ時間がある。

踏切近くの『穴守青果』で、大きい人参一本を78円で、富士りんご4つを398円で買った。

駅の北側に出て、穴守稲荷に向かった。

沢山の鳥居が連なっていた。

くぐり抜けると、マンションの外階段みたいな階段があった。それが稲荷山を上る階段だった。

照明効果が抜群の神社だった。

穴守稲荷駅に戻り、隣の天空橋に移動する。6時過ぎにZepp Hanedaに着いた。入口そばのコインロッカーゾーンへ行き、葛餅や野菜が入ったリュックと、上に着ていたフリースをロッカーに入れた。

整理番号は全体の半分くらいの順番で呼ばれたので、まあまあ良い位置に陣取ることができた。

7時、電気グルーヴ『へびツアー』千秋楽開演。冒頭が「Missing Beatz」で、続けざまに「モノノケダンス」だったので、いきなり上がった。そしてそのままいい気分になり、あとはずっと薄目をあけた状態で、音の中をゆらゆら漂った。

客層は、30代くらいが多いように見えた。ん? わりと若くねえか? なぜだろう?

世の中に、面白いけどかっこいいおじさん需要というのがあり、それをぴったり満たすのが電気グルーヴという存在なのだろうか?

MCとアンコール合わせて、ぴったり2時間でライブは終了。ロッカーからリュックを出すとき、人参が外にこぼれ落ちそうになり、それを女子に見られてしまい、少々恥ずかしかった。

京急、新橋周りで、10時40分帰宅。風呂に入り、ビールを飲み、1時過ぎ就寝。