懐かしのパソコン

 朝、昨日作っておいたさばの味噌煮を食う。

 近所の小学校で運動会の練習をしておりうるさいことこの上ない。
 何年生だかわからんが、ゴダイゴの「モンキーマジック」で体操みたいなことをやるらしく、練習の時間になると何度も何度も曲が流れる。
 全部流れるならまだしも、途中で切ってはじめからかけ直したり間奏部分を何度もかけたり、聞いていて落ち着かないのだ。

 昼、安い自転車があるかどうか探しに小金井市のリサイクルセンターへ行く。
 近所にあるのだが、なんと入るのは初めてだった。

 そこはシルバー人材センターと連携している施設らしく、沢山の家具が置かれた部屋を通り抜けると自転車の修理所があり、そこでは5人の老人が自転車をせっせと直していた。
 自転車の錆を取り、タイヤのパンクを直し、ハンドルを矯正し、サドルを付け替えている。
 部屋の反対側には電気器具の修理専用スペースがあって、そこでもひとりの老人がはんだごてを手に何かの修理をしている。
 奇妙なほど静謐な空間だった。

 居心地が良かったので色んなものを見て回る。
 なぜか非常に古いNECのパソコンがあった。
 PC?8001だ。
 1979年発売。
 8ビット。
 メモリ16キロバイト。
 増設すれば32キロバイト。
 グラフィック160×100ドット。
 カラー8色。
 価格168000円。
 もしも小学生の頃の自分にプレゼントを贈れるならすぐにでも買ったところだが、科学はまだそこまで進歩していない。

 夕方、ビデオ屋に行くが特に借りたい映画がみつからず。
 古本屋に行くが欲しい本がみつからず。
 何も買わずに帰宅。

 夜、ビーマン、タマネギ、長ネギ、豚肉の炒め物を作って食べる。
 中華中華。

 カート・ヴォネガット「ホーカス・ポーカス」読了。
 残るは最後の作品「タイムクエイク」だ。

 ちなみに「スローターハウス5」と「スラップスティック」は何度も読み直しているので今回は読まないことにしている。
 
 夜11時、マラソン。5キロ。
 さすがに走り慣れてきた。体が軽い。