謎とわたし

昼、マックでハンバーガーを二つ食べる。
最近マックで何か食べる時はいつもそのメニューだ。

昼だけでなく、夜寝る前にも別の知識を覚えていくことにした。
8年ほど前にY田さんという人に色々教わる機会があった。
その人が書いた手書きのマニュアルには、
「昨日と同じレベルは許されません」
とあった。

きまじめな言葉だが、折に触れ思い出す。

夕方稽古。
今回の芝居は、一つの謎が中心にあり、登場人物は謎との関わり方で区切ることができる。

大きく分ければ、
? 謎を知っている人
? 謎を知らない人

さらに細かく分ければ、
?ー1 謎の当事者
?ー2 当事者を知る人
?ー1 謎があることだけ知っている人
?ー2 何も知らない人

さらに細かく分けてもきりがない。

この中で自分の役は、?ー2に当てはまる。
相手役が?ー2の場合は、気軽に接することができる。
しかし?ー1?ー2が相手の時は、?ー1や?ー2のフリをする。

物語における謎の見せ方をコントロールできる役ともいえる。
稽古での面白さはそこにある。
軽さと重さの軸で考えてきたが、根っこにあるものは同じというわけだ。

だがまだ軸上の旅は続く。
先週までは重さに気持ちをおいて考えてきたので、今週は軽さを試している。
一度重さを経験しているため、本心を隠しているようにも見えるようだ。
隠しすぎて陰謀家になってもいけないが、軽すぎて高田純次になってもいけない。
というよりも、高田さんのあり方は神の領域ともいえ、おいそれと真似のできるものではない。

試行錯誤続く。

稽古帰り、ご飯の支度がめんどうで、ラーメン大で野菜増し食べる。