武蔵野原っぱまつり

 昼、武蔵野公園に行く。
 今日から3日間「むさしの原っぱまつり」という、怪しい祭をやっているのだ。

 武蔵野公園は野川沿いにあり、公園とはいうもののただの原っぱが延々と広がる、逆説的に理想的な公園なのだ。
 原っぱまつりはその原っぱで開かれていた。
 くじら山と名付けられた遊技用の丘の麓が祭の会場らしく、フリーマーケットや模擬店の他、簡易ステージでは色々なバンドが演奏していた。
 大学の学園祭に似ているかもしれない。

 模擬店はなぜかアジア諸国の料理を出す店が多かった。
 ベトナムパンと称するお好み焼きに似たもの、韓国のチヂミ、インドのサモサ、パコーラ丼というインド風野菜丼、おでん、焼き鳥、串焼きバーベキュー、ケバブサンド、パスタ料理、おしるこ、沖縄そば、等々。
 それらの屋台を見て回るだけでも楽しかった。

 バンド演奏ではなくインド舞踊を披露する女性達もいた。
 その中の一人はどうやら妊娠しているようで、膨らんだお腹を丸出しにしたままあの腰をくねらせるインド舞踊を踊り、ある意味でとても宗教的な視線を観衆から浴びていた。

 外人が結構沢山来ていた。
 街でアクセサリーを売るような人たちのネットワークが、この原っぱまつりに通じているような気がした。

 無国籍で、たいそうなテーマなどなく、ただ漫然と模擬店が開かれ、大きい方のステージではバンドが演奏し、小さい方のステージではギター一本を手にした人がレゲエ風のフォークソングを歌い、子供達は籠に入れたクッキーを走り売りしていた。
 それは砂漠のバザーみたいな光景だった。

 寒くなってきたので夕方4時頃変える。
 戦利品として古本。
 色川武大と、宮部みゆき。

 ビッグパワーズで買い物。
 鮭の白子が安かったので、鍋にする。
 だし汁を多めに作り、薄味醤油の水炊き。
 白子はぷりぷりしてとてもおいしかった。

 夜、マラソン。
 風邪をひいて一週間も走っていなかったので、ペースに気をつける。
 この一週間で随分寒くなったものだ。
 汗がなかなか出なかった。