自殺の心理がわからないのに

 昼、「ハコブネ」台本を少し書く。
 自殺未遂の男という設定をはじめに考えていたが、いざ書いてみると無理が出てくるのはどうしたことだろう。
 たぶん俺が自殺しようと考えたことが一度もなかったからに違いない。

 昨日の稽古で望月が、インターネットで姓名判断をし、その結果をプリントアウトして持ってきた。
 よりによって俺の分も持ってきてくれたのだが、これがなかなか手強い結末であった。

塚本健一さんへの助言
対人運・社交運
 孤独神経質の霊位を示す大凶数。
 破兆があり、浮沈多く神経質、潔癖すぎて他人に厳しく、そのくせ自分は身勝手なため、家庭運も悪く、夫婦親子の争いも生じやすい。自らが自分の限界を知り、人との和合に努めることが自らを救うことになります。
基礎運
 向上なるが薄幸挫折の霊位を示す強運数。
 発展向上の気性が強く、他人に服従を嫌う野心家タイプ。意志薄弱で無気力に拘わらず、妄想的に向上心ばかりが強く、辛抱がないため、中途で挫折しやすく失敗が多い。人との対立を起こして神経質になるくよくよタイプ。

 なんとしたことだ?
 妄想的に向上心ばかりが強いだと?

 そういえば昔、中山雲水さんの書いた姓名判断の本を読んだことがある。
 それによると、俺の名前は波乱に富んでおり、必ずしも順風満帆にはいかない運命にあるらしい。
 非常に遺憾である。

 その本を買ったのは23歳も終わりの頃だった。
 大学を出たばかりで、将来に関してまったくなんのビジョンもなく、おまけに失恋とかその他色々のストレスがあり、自分の生き方に疑問を覚えていた頃だったのだ。
 4月から7月まで。

 4月はまだ何とかやれると信じていた。
 5月あたりから自信に揺らぎが生じた。
 6月で心は隙だらけになり酒浸りとなった。
 酒浸りとは文字通りの意味だ。
 昼からジンをストレートで飲んでいた。
 なぜジンだったのかは不明。
 当時住んでいたアパートの近くにあった酒屋で安く売っていたのかも。

 だが、どういうわけだが自殺方面へ追いつめられることはなかったように思う。
 その点はまだまだ甘ちゃんと言えるのかもしれないが。
 ただ、自殺するくらいなら「逃げてしまえ」と思っている。

 だから「ハコブネ」のプロットにある、自殺未遂の男という設定がいまいち身近に感じられなくて困ってしまった。
 想像で書くしかない。
 筆致が「そーっと」した感じになる。
 「おそるおそる」といった方がいいかもしれない。

 夕方6時から鍋横にて稽古。
 「ロミオ」の出来た部分通し。
 フルキャストで行うとやはりノリが違い、面白く見ることが出来た。

 山ちゃんのエチュードをする。
 昨日の続き。
 山ちゃんが演じる役とお母さんの関係を突き詰めていくと色々出てきそうな感じだった。

 夜11時帰宅。
 なぜか飲みたい気分だったので、ポテトフライを肴に発泡酒を飲む。

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