『近松物語』観る

 暑い。
 昨日、最高気温が30度を超えた。
 今日、昼には30度を超えた。
 明日も明後日もその次の日も、当分は30度超えが続くだろう。

 目玉焼き、野菜炒め、きゅうりの浅漬けでご飯を食べる。
 2時過ぎに図書館へ。
 本探しと、避暑目的。

 3時過ぎに買い物をし、帰宅。
 コーヒーを飲み、一息つく。

 夕方、東小金井のビデオ屋まで歩いていく。
 古い日本映画が借りられそうな店はそこしか思いつかなかった。
 久しぶりに店に入ったら、レイアウトが変わっていた。
 そして、目当ての日本映画も、品数が少なくなっていた。
 2本借りる。

 帰りにホームセンターに寄る。
 1280円で売っていた格安の扇風機を買う。

 夕食はパンにレバーのパテや茄子のペーストを塗って食べた。
 茄子ペーストはこってりして意外にうまい。
 蒸した茄子の皮を剥き、包丁で叩いてからフライパンでバターとともに熱し、塩コショウで味を調え、水分がある程度飛んだら冷まして、辛子を混ぜてできあがり。

 10時からジョギング。
 府中まで走る。
 昨日にも増して汗をかく。

 溝口健二監督『近松物語』観る。
 長谷川一夫主演。
 大好きな香川京子が出ている。
 許されぬ恋の逃避行をする二人の愛は、追い込まれることで純化されていく。
 手を取り合って、20センチ以上は決して離れないように歩く所作は、ひたすら官能的だった。