ラジコンの家

 昨日は酒を飲んで早速と寝てしまった。
 今朝起きると気分は幾分かマシなものになっていた。
 特別良くはないが、台本を書けないほどではない。

 今回はマクドナルドやファミレスで書くことが多いのだが、家で書くよりも帰って集中できる。
 バッテリーの電源がなくなるまで書いたりもしたので、進行状況はそれほど悪くない。

 夕方、アルシェの下見。
 思ったより奥行きがあった。
 道を駆けたりするシーンを作れそうなのは良かったが、足音がかなり反響しそうだ。

 阿佐ヶ谷駅前のコーヒー店でチラシの打ち合わせ。
 松本さんに、表面を見せてもらう。
 いい感じに出来そうだった。
 その後、キャッチコピーなどを考えながら、9時半まで店にいた。

 帰宅途中、セブンイレブンでカップヌードルを買ったら、50%引きのワゴンセールをやっていた。
 ワゴンの中にサントリーホワイトの700ml瓶があったのでついでに買った。
 490円だった。安い。

 『ガラスの遊園地』と、『人形の家』読了。

 『人形の家』は、『人形』という単語をすべて『ラジコン』に置き換えて読み直した。
 とはいえ、その単語が出てくるのは終わりの方だけなのだが。
 ノラとヘルメルによるラストの掛け合いは面白いのだけど、いつ読んでもノラの覚醒が突然すぎるように思ってしまう。
 「私はあなたの人形でした」
 確かにそうなのだが、その台詞を言う時点のノラは、作者イプセンの人形になっているような気がする。

 『ガラスの遊園地』は、やはり後半のジムとローラのシーンが美しい。
 正直、そのシーンだけ見られればいい。