『赤と黒』と甘酸っぱい思い

7時20分起き。朝飯を食べずに現場へ。

午前中、ヒマ。シフト管理表を作るが、依頼者がいないので、見せられない。ホントに必要なのかなと思う。

昼、『豚山』へ。野菜、味カラメで食べた。二郎よりは一般人向けのラーメンだと思った。二年前にも幡ヶ谷で食べているが、良く覚えていない。

夕方、サミットで買い物。

7時帰宅。

夕食に、昨夜作った豚肉とキャベツの炒め物残りと、納豆、豆腐を食べた。今週は食事が糖質制限寄りになってきている。来週、ちょっとマジメにファスティングなり、糖質制限なりをしようかと思う。季節の変わり目で、体に水分がたまっている。出さないと。

スタンダール『赤と黒』下巻読了。

上巻から下巻に移るあたりは、平民生まれのジュリアンによるギラつくサクセスストーリーになるのかと思わせる展開だったが、下巻の途中からは、侯爵令嬢マチルドを相手にした、相手に自分を愛させた方が勝ちというルールの駆け引きと心理戦がメインとなった。

結末は、妊娠、レナール夫人の手紙、発砲、逮捕、死刑、サロメ、という流れ。マチルドのラストはサロメみたいだった。

初めて読んだのは二十歳の頃だから太古の昔だ。奈良時代かな。

秋に読んでいた記憶がある。

二十歳なんつったら、ヤングの、ゲネレーションなもんだから、常日頃、異性の誰かしらが気になっていた。だから、ジュリアンやマチルドのやりとりを、自分のことに置き換えて読んでいた。

今回再読してみて、内容はまったく覚えていなかったが、当時の「誰かしらちゃん」とか「誰かしらさん」のことを思い出し、木イチゴを口に入れた時のような感じを覚えた。

いや、お酢かもしれない。