できたシーンの通し

 朝11時に起きる。
 腰の状態は昨日よりマシになっていたが、立ち上がる時に激痛が走った。
 仰向けの状態から横を向き、背筋を伸ばしたまま真横に起きるとそれほど痛くなかった。

 1時に大和の稽古場へ。
 打ち身なのかぎっくり腰なのかわからなかったが、最低3日間は運動を控え、養生に努めることにした。
 にもかかわらず、1時からの稽古は俺とノブ君の集中稽古だった。
 こちらは体が動かせないので、指示だけでノブ君に色々動いてもらった。

 自主練習のために、しのちゃんと綾香が来た。
 4時に稽古をいったん終え、しのちゃんと話しながら沼袋へ。

 沼袋駅から江古田の稽古場まで歩く。
 腰をかばいながら歩いたので、20分以上かかった。

 6時。
 5月に須藤さん。6月にノブ君が誕生日を迎えるので、稽古前に軽く祝った。

 できたシーンを2回に分けて全て通す。
 前半と後半では、やはり後半の方が出来が悪い。
 かといって前半の出来が完全というわけでもなく、全体的にゆっくり芝居をしているという印象を受けた。
 相手の台詞が終わってから初めてその台詞を受けるというタイミングが目立ち、余計な間が大量発生していた。

 動きに関しては、地面に足がべったりとついている感じがある。
 そのため、A地点からB地点へ移動する時に、

 起床 → A地点を出発 → 移動中 → B地点に到着 → 就寝

 というふうに見えてしまう。
 止まっている時の方が筋肉を使うというあり方にしていくのも、稽古後半の課題だろう。

 現在できているシーンのトータル時間が1時間50分だった。
 このままラストを書いたら、2時間を軽く超えてしまう。
 短くする努力ではなく、長すぎる芝居を正常にする努力をこれからしていかねばならない。

 12時帰宅。
 腰の状態は徐々に快方に向かっているが、座りっぱなしの後に立つと、背筋を伸ばすのがつらい。
 それでも激痛はほとんどなくなった。
 用心のために、火曜日くらいまでは養生することに決めた。