エネルギー枯渇

朝10時起き。
サンドイッチを作る。
ハムとツナと卵。
朝昼兼用の食事にそれを食べる。

午後3時から走る。
環八を南へ片道1時間半走って、戻ってくるつもりだった。

1時間24分走った時点で、田園調布にいた。
左足のひびが少し気になった。
無理して走って皮がずる剥けになったら悲惨なことになる。
そこから引き返すことにした。
たかが6分だ。

田園調布、等々力渓谷、第三京浜入り口と北上するうちに、腿の筋肉が動かなくなってきた。
246の信号を渡る頃は歩くのも辛い有様。
燃やすものが体からなくなってしまったらしい。
エネルギー切れ。
7時半から大塚で芝居を見る予定があったので、なんとしても6時半までには家に帰りたかった。
手元の時計は5時だった。

いつもなら走る時に500円玉や100円玉数枚をポケットに入れ、不足の事態に備えている。
今日に限ってそれがなかった。
喉が乾く。
水分補給のタイミングは乾きを覚える少し前なのだが。

東名の歩道橋を渡り、砧公園に入った。
水飲み場を見つけた。
蛇口をひねり、水道水をガブガブ飲んだ。
少し力が戻ってきた。

信号で止まる度にストレッチを繰り返し、騙し騙し走る。
芦花公園で再び水分補給し、甲州街道を渡った時点で5時40分だった。

高井戸、井の頭通り、五日市街道を渡り、家にたどり着いたのは6時15分。
すぐにシャワーを浴び、両腿を水でアイシングした。

自転車で駅まで行く。
100円ローソンでスニッカーズを買い、駅で食べた。
開演直前に萬劇場到着。

み企画公演を観る。
遊郭を舞台にした話。
<生臭さ>がなく性の匂いがせず、結果としてその場がファッションとしての遊郭に見える弱みがあった。
<普遍的な女の性>から話題を逸らしているかのようで、遊郭を舞台に選ぶことと矛盾してしまう。
客を取っていない時の彼女らが、どのようにくだけた服装をして、どのような暇つぶしをしていたのか?
演出的にはそこらへんを見せた方が良かったと思う。

阪上君が良かった。
綾香は台詞回しにこぶしが効いていた。
森さんは良かったが、デブの設定にして動きを緩慢にするとなお好み。

終演後、役者にもお客さんにも知り合いが沢山いて驚いた。
30人近く知り合いがいたかもしれない。

飲みに少しだけ参加。
谷中さん、綾香と話す。

12時半帰宅。
全身くたくた。