ドラゴンズ最強時代

 朝、汗びっしょりになって目を覚ました。
 あながち、暑さばかりとは言えない汗のかきかただった。
 悪寒があった。

 おとなしく過ごす。
 落ち着いて過ごすのと同意。

 夕方、カレイの煮付け、玄米ご飯など食べる。
 たぬきうどんの連鎖から逃れることが出来た。
 ほっと一息つく。 

 プロ野球、少しだけ見る。
 開幕時にあれほど強かったジャイアンツは、交流戦以降あれよあれよという間に貯金を使い尽くし、現在5位である。
 勝つためにしゃかりきになっている姿からは、巨人同情論が出てきそうな雰囲気がある。
 阪神は中日に連敗した。
 やはり、今の中日は強い。
 長年中日ファンをやってきた者として思うのだが、落合ドラゴンズは球団史上もっとも強いんじゃないだろうか?
 昔の中日だったら、今の時期の首位決戦にあっけなく2連勝するなんてことはなかった。

 今の強い阪神の礎を築いたのは、前監督の星野さんといっていいだろう。
 そして星野さんは長年、中日の監督だった。
 今の中日に、星野さんの影はみじんも感じられない。
 むしろ阪神の方に強く感じる。
 つまり、阪神と中日の首位決戦は、星野と落合の野球観の戦いでもあるのだ。
 そして、ある意味それは、新旧ドラゴンズの戦いでもある。
 そう考えると、中日ファン(だった?)のオレにとって、どっちが勝っても同じことになる。

 やはり、ドラゴンズかな。
 なんとなくそんな気がする。