感情の海に泳ぎ

昼の1時に池袋へ。
芸術劇場でねこさん、ユウイチ君と待ち合わせをし、チラシの折り込み。
2500部だが、3人でやれば1時間以内に終わるはずだった。
が、折り込みの方式が、長いテーブルに各劇団のチラシを積み、順番に重ねてパンフレットに挟み込む巡回方式だったので、思ったより時間がかかった。

終了後、ユウイチ君はバイクを取りに家へ。
ねこさんと一緒に錦糸町へ。
「今ならケーキをいくらでも食えますよ」
と、武将のようなこえでねこさんは言い、途中立ち寄ったam/pmで巨大プリンを探していた。

4時半にスタジオ帰着。
抜き稽古への出番は食事休憩までなかった。

食事休憩後、法の裁きシーンを稽古。
考えてきたことを稽古で試す機会は今後ないため、どこまで情念が高まるものかを身体に刻みつけてみた。
3回ほどシーンの返しがあったが、たどり着こうと思えば思うほど遠ざかる感覚があった。
一つの言葉を血を吐くような思いで吐いてみようとしたのだが、回を重ねるごとに思いは純なものになっていき、純なものになっていくと血を吐くような言い方が邪魔になる。
言葉の真の意味ではなく、師匠のエゴをも弟子に押しつけようとしている感覚がある。
終わった後、蜂須賀さんから、
「前やっていた押さえた感じの方が良かった」
と指摘を受け、演出からも、
「あれはやり過ぎ」
とダメ出しをもらった。
だがこれで、感情の海の遊泳禁止区域が明確となった。
引き返し、<韓純のエゴ>を消し去ってみよう。

11時実家帰宅。
小雨が降っており、しっとりと雨に濡れた。
帰宅後、ギョーザと麻婆豆腐を食べる。

久しぶりに『蒼天航路』を読む。
1巻から16巻まで読んだ。

この作品は当初原作者がいたのだが、連載途中に亡くなった。
しかし漫画家は連載をやめず、おそらく自力で執筆を続けた。
ただ、連載当初にあった原作と作画のバランスは失われた。
諸葛亮が登場するあたりは読むに耐えなかった。
三国志フリークである今回の芝居の出演者・佐藤君も、
「(蒼天航路は)諸葛亮登場のあたりはちょっと迷走してますね」
と言った。

だが、連載終了近い頃はずいぶんと持ち直していた。
2000年あたりから休載が非常に多くなっていたが、その間たっぷりと勉強し、作品に反映させてきたのだろう。
連載漫画として珍しいケースだと思う。

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