朝7時半起き。
ネットで、ヴォネガット死去のニュースを見る。
一般向けのニュースでは、通り一遍の訃報しか伝えられないだろう。
追悼特集は、文芸誌か、サブカル系の月刊誌を待つことになりそうだ。
昼、ジャガイモのスープとトースト、目玉焼きを食べる。
保健の振り込み書類の整理をしてからコーヒーを飲む。
先週の日曜日に近所のコーヒー店で買ったブラジル。
雑味の少ないすっきりとした味わいだ。
店で飲ませてもらったコーヒーもおいしかった。
店内ではひっきりなしに、”You’re beautiful” が流れていた。
徹夜明けのエンジニアみたいな声だった。
5時に早めの夕食。
スパゲティを茹で、卵と牛乳でカルボナーラにする。
6時から中目黒で稽古。
20分ほどジョギングをした。
『コンテスト』の稽古をする。
役者にお任せのシーンがあり、その場で思いついた台詞や動きをしている。
毎回うまくやれるのなら、本番でも何も決めずにやりたいところだが、きっかけ台詞などはいい加減しっかりと決めねばならないだろう。
自由になる瞬間にもっとも近づくのは、こういうシーンを演じている時だ。
テキストから自由になっていることが呼び水になっているのだろう。
だが、テキストがあった上で感じる自由さの方が価値が高いだろうし、役者はそういう状態を常に目指すべきものだとも思う。
台詞を言う直前に決断し、その場で思いついて台詞を言っているように感じ、また感じさせることは、演技における自由さの一つの解釈だろう。
稽古後、速やかに帰るが、渋谷駅でるみさんから電話がある。
稽古後に飲みに行くのだが、一緒にどうかという電話だった。
明日の午前中から予定があるため、残念ながら参加は見合わせたが、今回の稽古で一度も飲んでいないので、来週あたり飲みに行きたい気もする。
10時半帰宅。
シャワーを浴び、CDTVを見て、1時半に寝た。