ただ汗のため

昼、久しぶりにバーガーキングへ。
ワッパーを喰らう。

ワッパーには「喰らう」という表現が良く似合う。

昔、池袋で働いていた頃、ワッパーを4個食べたことがあった。
大食いをする時は、満腹感を感じる前に腹に入れるのが鉄則だ。
2個を2分くらいで食べ、3個目を食べたあたりでお腹が張って苦しくなり、4個目を食べ終わる頃に満腹感が訪れた。

なぜそんなことをしたのだろう。
バーガーキングが日本撤退する前のことだったので、惜別喰らいイベントのつもりだったのかもしれない。
あるいは、なにか日常のもやもやした不満に対して、とても攻撃的になっており、ある意味とてもロックなつもりでそれをやったのかもしれない。

タイムマシンにお願い。
当時の自分に「馬鹿なマネはよせ」と伝えて欲しい。

ワッパーを食べ終わり、PCをつけ、作業をちまちま行う。
回線速度を計ったら、20Mもあって驚いた。
バーガーキングに入ってYoutubeを楽しむなんてことはあまりしないので、そんなに速度が出てもなあと、若干引き気味になる。

夜、ジョギング。
えらく蒸し暑かったが、汗の出る量はいつもと変わらない。
走ってしまえば関係ないのだ。

大宮八幡の手前まで走って、環八から住宅地を抜けて戻る。
北の空が雷で光っていた。

走ると、もやもやしていた気分がすっきりした。
毒素が排出されたような気分だった。
マラソン大会が控えているわけではないので、ただ汗を流すためだけに走っている。
排泄行為に近いな、と思う。