夢で鳥取

夢を見た。
バイク便の仕事をしている。
配達を終えて、早く家に帰りたいと思っている。
ところが最後の配達先が、鳥取県だった。
飛行機を使って、泊まりの仕事になる。
配達先の住所を聞いてから、飛行機のチケットのことや、鳥取県の地図のことでおたおたするうちに目が覚めた。
枕によだれをこぼしていた。
夢を見ている時の自分は、間抜けな顔をしていたことだろう。

雨が一日中降っていた。

川口松太郎『人情馬鹿物語』を読む。
明治から大正期の江戸っ子を描いた連作。
会話が大変面白い。
人情噺なのだが、馬鹿でもわかるような簡単なものではない。
江戸っ子の粋という、三百年かけて培われた倫理に基づいており、何気ないやりとりの裏にある心理描写は精妙きわまる。
こういう会話が当たり前に交わされる社会は、十年二十年では成立し得ないだろう。
そして、そんな社会は喪われ、すでにない。

夕方、中目黒へ。
『おんかえし』と『コンテスト』の稽古をした。
『コンテスト』は後半部分が短くなった。

夜、実家へ。
別段実家へ帰らねばならぬ理由はなかったのだが、雨が降っていたので、西荻に帰るのが億劫になったのだ。
11時帰宅。
風呂に入り、冷凍庫のエビを茹でて食べた。
レトルトのハンバーグがあったのでそれも食べた。

  1. よろず より:

    鳥取は日帰りも十分可能ですよ。

  2. ドカ山 より:

    > よろずさん

    お久しぶりです。
    夢の中では、夕方5時くらいだったんですよ。
    あと一本配達をすれば家に帰れると思っていたら、その一本が鳥取行きだったんです。
    でも、なんで鳥取だったんですかね。