甘さと苦さと香ばしさ

9時起き。
サンドイッチを作る。

昼、自転車で吉祥寺の「アテスウェイ」へ行き、遅れたホワイトデー用のケーキを買う。
ドラッグストアに立ち寄って帰宅。

コーヒーを入れてケーキを賞味する。
甘さだけでなく、ほのかな苦さや香ばしさを層ごとに味わわせる構造。
まるで、人生そのものであるかのように感じさせる、味覚の芸術。
こういうものは毎日食べてはいけない。
たまにだから良い。

夕方、小雨が降る中、近所の桜を見に行った。
オウムみたいな鳥が花をつついていた。

夜、里芋の煮物、切り干し大根、ひじきの煮付けを食べる。
あっさりした食べ物がおいしく感じる。
マラソン仕様の体が元に戻ろうとしているのだろうか。

雨はやまず。
寒くなった。
花冷えだ。
毛布で足下を暖め、ビールをちびちび飲んだ。