見られるプレッシャー

昼、クーラーの風を受けていたら寒気を感じた。
夕方劇場へ。
軽く食べ、呼吸などをするが、鼻粘膜の様子が良くない。
風邪ひきかけの一歩手前といった感じ。

芝居は、昨日ほどミスは出なかったが、弾け方に無理があった。
パニックではなく、意気消沈の方向。
中日にきて試練を迎えたという感じ。
お客さんの反応がなかったということも、芝居を小さくする要因だったのかもしれない。

だが芝居関係の知人が多数来場し、冷徹な目で見てくれる状況には興奮した。
笑ってもらえることは嬉しいが、<見られる>のはもっと嬉しい。

終演後、駒込の「やるき茶屋」へ。
トシさん、ハチさん、肘岡さん、ばんちょー、かおりさん、なっつ、葉ちゃん、麻里ちゃんらと飲む。
麻里ちゃんが帰ってから、即、エロ話になる。
使用済みコンドームを見つけた話や、初体験の場所告白記など聞く。
心の安らぎを覚える。

帰りの電車でハチさんに芝居の感想を聞く。
全体的に、サラっと演った方が良いシーンにたっぷり間がとってあったのが気になったとのこと。
以前、『三国志』の稽古で、情感を限界まで込めてみたことがあった。
その時も帰り道にハチさんは、
「前の(抑え目の方)方がいいと思いますよ」
と指摘してくれた。

バランス感覚の再確認ができた。
落ち着こう。

12時半帰宅。
シャワーを浴びてからTシャツ姿でいたら、鼻水が出始めた。
まずい。
風邪のひきかけだ。
あわててトレーナーを着る。
イソジンでうがいをし、マスクをして寝る。