真夏のザビエル全開バリバリ

6月下旬から7月上旬にかけてさんざん苦しんだ作業も、どうやら落ち着きつつある。
こういう時に小休止をすると、働き続けてきた脳みそがこむら返りを起こしがちだ。
弛緩せず、微々たる進歩への努力を、地味に続けていかねばならない。

もしこの努力が、イエズス会方面に捧げられていたならば、俺は21世紀のザビエルに向かってまっしぐらかもしれない。
ザビエルになりたいかと聞かれれば、素直に「なりたくない」と答えるが、どうしてもなれと言われたら、せめて髪型をリーゼントにさせてもらいたい。
そして、バリバリザビエルと呼ばれ、余生をアクセル全開でぶっちぎりたい。

くだらないことを考えていたら、午前と午後が「シュン!」という効果音と共に過ぎ去った。
買い物をして7時半帰宅。

キャベツを千切りにし、昨日作った豚角煮と一緒にご飯にのせて食べた。
千切りキャベツと角煮は合う。

部屋は窓全開。
水のシャワーを浴びても、汗は快進撃を続ける。
水分を統べる将軍が、体外に向かって突撃命令を絶叫している。
将軍にとっては絶叫だが、俺にとっては脱走に感じる。

THE WHOの『Kids are alright』を見る。
ストーンズのTVショウ『ロックンロールサーカス』に出演し演奏した “A Quick One While He’s Away”の映像が、やはり素晴らしい。
キース・ムーンのドラムが見物だ。

アルバムよりライブバージョンの方が素晴らしいのは、THE WHOの醍醐味だと思う。