タッチ

1時過ぎまで寝てしまった。
起きて、昨日の残りの豆を食べ、洗濯をして図書館に行った。
筒井康隆『銀齢の果て』を借りる。

買い物に行き、挽肉とワンタンの皮を買う。
雨がやみ、走れると思っていたのだが、風が強すぎたのでやめる。
気温が低いより風が強い方が走るのには辛い。
汗をかいた体が瞬時に冷える。
なんだか言い訳ばかりだ。

夜、手抜きワンタンと生牡蠣を食べる。
気落ちすると生牡蠣を食べる癖が自分にはあるようだ。
1000年前に英国を征服したノルマン人は、良質の牡蠣が目当てだったというが、本当だろうか。

少年サンデーのサイトで『タッチ』の第1話を読み、久しぶりに全巻読みたくなった。

『タッチ』が連載されていたのは1981年の8月から1986年の11月まで。
1982年の3月から1年ほどサンデーで連載を追っかけ、その後ブランクがあって、1985年の夏くらいからは連載終了まで読んだ。

だから和也の死はリアルタイムで知っている。
1982年の最後に出た3・4合併号。
今はなきダイエー西葛西店で買った。
我ながらこういうことは良く覚えている。

その後、
(これで達也は変わるんだろうな)
と期待しながら連載を追っかけていたのだけど、途中から南が新体操を始めたりして、面白くなくなって読むのをやめてしまった。
和也の死を引きずらず、あっけなく作品のトーンが元に戻ったことも不満だった。

だが結局、和也の死がこの作品を歴史に残るものにしたのだと思う。
2年間を経て再び連載を追い始めた時、以前より増して和也の影を感じた。
達也も南も新田もコータローも、あだち充も読者も、和也の死で一つに結びついているようだった。

連載が終了したのは1986年の50号。
その少年サンデーを、今でも大切に持っている。
買ったのは確か高校の遠足の時だった。
バスの中で読んだ覚えがある。
この頃のサンデーは、ジャンプより好きだった。

その後まもなく『うる星やつら』も連載を終えた。
1987年の8号。
この少年サンデーも、いまだに持っている。

というわけで『タッチ』が読みたい。
でも買うには及ばない。置く場所がないし。
漫画喫茶にでも行くか。