ククレカレーで正月気分

朝、年賀状の返事書き。

今年の年賀状は、草書のフォントを使って五文字の漢字を縦に並べた。

超謹賀新年
少子化対策
草食系男子
年越派遣村
・・・
などなど。

昼、ククレカレーを食べる。

「おせちもいいけどカレーもね」

という1970年代からおなじみのコピーに、2010年代突入となる今年になって、乗ってみたわけだ。

「カレーもね」

「も」

「ね」

の間にある永遠の空白はいったいなんなのだろう?
脳内において補完すべき言葉は、

「よろしく」
なのか?

「おいしい」
なのか?

「いい」
「たまには」
「食べて」
「忘れないで」
なのか?

突き詰めていけば色々出てきそうだが、レトルトを暖める時間だけ考えたら、すぐに考えることに飽きた。

正直、味にはまったく期待していなかったが、食べてみると驚くほど美味しかった。
おせちの味付けに慣れた舌には、たかが中辛、しかもククレふぜいのスパイスが心地よい刺激となった。

夕方、年賀状の印刷を済ませてから実家へ。
残り物のスパゲティを茹で、ミートソースをかけて食べる。

夜中まで本を読む。