仕事観劇ランニング

7時半くらいに起き、洗顔その他身支度。
9時からいつもの通り。

土日に走れなかったことで、今週のスケジュールが厳しいことになってしまった。
レースは今週土曜。
つまりあと5日しかない。
水曜からはカーボローディング期間となるので長距離を走るのは厳しいが、今日もしくは明日に30キロを走る自信はない。
水曜に長めの距離を走ることにして、今日と明日は10キロから20キロの範囲で流そうと計画を立てる。

仕事は、担当者別に割り振られていたインポート・エクスポートの諸作業を、自分で一括する方向で動く。
すべて抱え込んだ方が返って効率化をはかりやすいし、あいた時間をそれぞれの業務に当ててもらえば、全体の労力が効率的に分散される。

とはいえ、すべて抱えたら、自分がいない時に誰がその作業を代わりにやるのか、きちんと仕事を割り振っておかねばならない。
夏には新しいデータベースを作らねばいけないようだし、そうなったら今の人数でどうすればいいのだろう?

昼、持参した弁当にレトルトの中華丼をかけて食べる。
節約。

仕事量が増えたので、時間の経つのが早かった。
それでも残業は避け、明日に回す仕事を確認して定時ちょっと過ぎにあがる。

松屋で夕食を食べてから下北沢のスズナリへ。
小田急線地下化で、スズナリそばの踏切がなくなったが、そこの交通量が増えたとしても井の頭通りに抜ける道は細いので、結局は渋滞を招くような気がする。

ブルドッキングヘッドロック観劇。
太一客演。
上演時間2時間20分と聞いて、心中「げっ」となる。

芝居は、ストーリーそのものではなく、場面の醸し出す空気感を作品としているような、そんな舞台だった。
舞台美術の使い方が面白い。
太一は父親役を演じていた。
冒頭とラストの、歌というか、独特の群唱のごときものが、動的な迫力に満ちていた。
その間の大部分を埋める場面はリアルな生活描写で、長さを感じつつもイヤになるというわけではなく、それでもやはり長さを感じた。
1時間55分経過くらいでラストの群唱があれば、さらに純度の高いカタルシスを感じたかもしれないが、長さにすかされたようで、それでもイヤになるというわけでもないという、不思議な感覚。

終演後、森千江子さんに会う。
楽屋の太一くんを呼びに行ってくれた。
他のお客さんに挨拶している太一くんに「お疲れさま」と手を振り会釈し、スズナリを出る。

井の頭線経由で10時半帰宅。
着替えて筋トレをし、走りに行く。

仕事をし、観劇をし、夜11時に走るというのは、肉体的にきつかったので、距離は10キロにとどめる。

風呂にゆっくりとつかる。
あがって髪を乾かすと、もう1時半だった。

『コンピューター帝国の興亡』読了。
70年代から90年代前半にかけての、様々なパソコン関連企業の歴史。
人物主体なので読みやすいが、著者の筆致は辛辣で、ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズもろくでなしに見える。
天才とされる人への気後れや恐れを払拭させる効果がある本かもしれない。