読書日

香川京子『愛すればこそ』読了。

日本映画黄金期の女優では高峰秀子が「好き」だが、香川京子さまはもはや「愛している」ので、ページをめくる手も優しくなろうというものだ。
五社協定の時代にフリーでいられたため、溝口・小津・成瀬・黒沢といった巨匠からかわりばんこに使われた。
幸運というしかないだろう。

『猫と庄三と二人のおんな』はあまり好きな作品ではなかったそうだ。
うまくできなかったらしい。
俺は好きなんだけど。

新藤兼人『ある映画監督の生涯』読了。
同タイトルの映画の、インタビュー部分を活字化したもの。

朝はあさりご飯。昼はサッポロ一番。夜はなぜか生牡蠣とチーかまとビーノ。

成人の日だったようだ。