初場所千秋楽

昨日、ドルジが日馬富士に勝ち、初場所の優勝を決めた。
白鵬が魁皇おばちゃんに負けるなどの波乱があり、漁夫の利を得た印象がある。
2005年頃のドルジは、ライバルが勝手に負けていくことで優勝するケースが多かったなと思う。

朝12時に家を出て、1時に両国へ。
「クインベル」で昼食。
牛カツサンド食べる。
他に、鯛と海老とムール貝の料理。名前忘れた。
すこぶる美味い。

2時過ぎに国技館へ。
なぜか俺の席に白人が座っていた。
チケットを示すと、流ちょうな日本語で、
「自由席じゃないんですか」
と返された。
しばし、英語ではない言葉で仲間とのやりとりあり。
スペイン語かなあとぼんやり思ったが、ドイツでもイタリアでもフランスでもロシアでもなさそうな感じだったので、ただの消去法。

のんびりと取り組みを眺める。
優勝がすでに決まっているので気は楽だ。

相変わらず高見盛の人気は高い。
勝率の伴わないパフォーマンスは甘えだと思うが、どこかに許される要素があるんだろう。
今日は勝てた。

日馬富士と琴欧洲戦は盛り上がった。
後半で負けが込んだ琴欧洲の勝ち。
おそらく現時点で大関のポテンシャルを維持しているのはこの二人だけだろう。

結びの朝青龍と白鵬戦。
ドルジがいつもの「気合い入れ」をやらず、びっくりした。
立ち合いのフライングで仕切り直しまでやった。

結果は、土俵際で粘った朝青龍がそのまま寄り切られて負けた。
残念。
優勝がすでに決まっていたから、勝負にかける執念みたいなものが薄れていたのか。

優勝インタビューが始まったので、花道のところまで移動する。
鳩山首相本人は来ず、代理人が内閣総理大臣杯のプレゼンテーターを勤めに来ていた。
「お前は誰だ!」
というヤジあり。笑った。

白鵬に負けてしまったため、元気いっぱいの優勝インタビューではなかった。
それでも優勝は優勝だ。

花道を引き上げる朝青龍に「おめでとう」と声をかけ、国技館をあとにする。

荻窪の笑笑で夕食代わりにつまみを頼み、ドルジ優勝を祝って飲む。

9時前に帰宅。
ニュースで、朝青龍のスタジオインタビューを観る。
白鵬に負けたことを残念がっていた。
ネットのニュース記事では、優勝よりも「白鵬に7連敗」というネガティブ記事が目についた。