肉を厭うな

昼、Pit北区域へ。
なっつ出演の芝居観劇。
「上演時間は1時間30分を予定しております」
とのアナウンス。

芝居は恋愛が下敷きになっていたが、出てくるカップルの恋愛がすべて同じに見え、かといってそれが恋愛の普遍的な部分を描いているわけでもないため、だれてしまった。
終わって時計を見ると、上演時間は1時間16分ほどだった。
開演がおしたのにどういうことだろう。

なっつに聞くと、特に台詞が飛んだわけではなく、たっぷり間をとれば1時間30分近くまでいくとのこと。
それは困る。

帰り道、埼京線にて色々考える。
男がしくしく泣くシーンがあったのだけど、たぶんああいうふうに泣く若い男は増えているのだろうな。

憧れる男の先輩が少なくなっているということがあるかもしれない。

自分の場合、ゼミにいた体育会系の先輩を思い出す。
ガタイが良く、裏表がなかった。
ゼミの発表で選ぶ西洋古代史の題材は、ヒーローであるからという理由で、アレクサンダー大王だった。
成長期は牛乳を2リットル飲んだと言っていた。
かっこよかったなあ。

今の若い男の子達は、好んでそっちへ行きたがらないかもしれない。
なんとなく、モテなさそうだし。
だが、モテないほうがいいのに、と思う。
モテる男がモテる女とくっついてうまくいっているケースを、マスコミを通してではなく実話として聞いたことは一度もない。

しかし、今の20代の<泣く男子>がそのまま30代になって人前で泣いたら、それは相当気持ち悪い眺めだぞ。
打ち上げとかで泣かれたらと思うとぞっとする。

意味もなく心乱されて帰宅。

内田樹『現代霊性論』読了。
オウム真理教はマジメだったから良くなかったのだなあと思った。