朝、オレンジジュースとバナナ。まるで好き嫌いの多い子供のような朝食だ。
昼、五目つけめんに餃子。隣の「王将」よりヘルシーそうだったのでその店に入った。いつまでも王将とばかり言ってはいられない。
夕方、方南町へ。
稽古場に着き、15ページ分の台本を配布する。
前半と後半がつながり、飛び石台本はこれでやっとなくなった。
後半はラストシーンのみ決まっているのだけど、そこに至るにはどういう出来事が続くのか、整理がついていない。
人物設定は細かく作ってあるけれども、過去すでに起きてしまった出来事をどうやって表現すればいいのか、突破口を掴めずにいる。
無理して書き続けると、くだらないシーンばかり作ってしまいそうだ。
つまり自分は、そっちへ逃げる傾向があるということなんだろう。
稽古後、養老之滝で飲む。
帰り道、桃原くんと少し話す。
やりたいと思うことがあって、なぜそれをやりたいのかわからないけれども、やりたいと思うからやってみるという、そういうことについてなど話す。
その昔、
「なんで芝居やりたいの?」
と聞かれ、かくかくしかじかですと答えたものだが、はっきり言っていまだになぜなのかはわかっていない。
むしろ、どんどん<なぜ>が謎になっていくようだ。
わかることはこの際あるんだろうか?