終わりそうにない夏

今年の夏は35度前後の気温が当たり前になっている。
太陽が暑いのではなく、空気が暑い感じがする。
6月からずっと暑い。

そして部屋が暑い。
3階なのだが、建物の熱気が上がってきて、廊下に立ち込めているような気がする。
窓を全開にしても、思ったより風が入らない。
風が窓に対して垂直方向に吹いていないからだと思う。

朝、スープカレーとトーストを食べる。
今の時期、何を食べてもどうせ汗は出る。
プールに行きたい。
そういえば長いことプールに行っていない。

ヘミングウェイ『われらの時代・男だけの世界』再読。
7、8年前に読んだことがある。
「二つの心臓の大きな川」に強い印象を受けた。

買い物をして6時半帰宅。
真鱈が安かった。
湯豆腐を作って食べる。
寒い季節に食べたいものを、猛暑の続く8月31日に食べるのは、人生最後の経験かもしれない。

水谷豊のドラマ『あんちゃん』見る。
小学生の頃、毎週見ていたドラマだ。
水谷さんはこのドラマで伊藤蘭ちゃんと出会い、7年後に結婚した。
蘭ちゃんは血のつながっていない妹の徳子を演じている。
キャンディーズ時代のオーラがまったくないのが不思議。
迷える時期だったのかもしれない。

再見してみて、シナリオの巧さと面白さに驚いた。

・あんちゃんは女子プロレスラーのコーチ
・実家はお寺
・住職の父親が死ぬ
・実家の寺は宇佐木温泉という温泉町にある
・葬式を終えてすぐ跡継ぎ問題が起きる
・あんちゃんは継ぎたくない
・弟の文太も継ぎたくない
・妹の徳子も養子をとるのは嫌だ
・あんちゃんの友達の様々なキャラクターと職種
・そのうち一人は徳子が好き
・そのうち一人は文太の元担任
・あんちゃんは実は血のつながった子ではない

前半20分ちょっとの長さに、これだけの内容が入っている。
1982年当時は、この水準が当たり前だったのだな。
恵まれていたのだな、我々は。