ムー

朝、暑苦しさに目が覚めた。
軽くシャワーを浴びて着替え、仕事に行く。

昨日の夕方から寝て、夜に一度起き、あとはずっと寝ていた。
憂鬱な気分は今朝も持続していた。

昼、食欲があまりなく、豆腐とサラダだけ食べる。

夕方、TSUTAYAに寄る。
古いTVドラマの棚から、久世光彦ドラマの『ムー』と、水谷豊主演の『あんちゃん』を借りる。

夜、スープカレーを作って食べる。

吉祥寺通りまでジョギング。6K。

『ムー』を観る。
高校三年生の夏に、午前中このドラマの再放送をしていた。
トレンディドラマ全盛の時代に、なぜだったのだろう。
近田春夫が毎回出てきて、樹木希林を異空間に招待するのがおかしかった。

70年代の久世ホームドラマは、どれも型が決まっている。
型の中で型破りが混ざっているのが面白い。

オープニングタイトルが横尾忠則。
タイトルの意味が不明。
樹木希林のぬるっとした芝居。
左とん平の役名がなぜか野口五郎。
伴淳のしぶい芝居。
屋根の上でギターを弾いて歌うシーン。

ドラマ班が作ったバラエティ番組と思えば腑に落ちる。