抽象化

朝10時起き。
昼の1時から練馬で観劇予定のため、早めに家を出て飯を食うことにする。

自転車で上井草の『アストラーザ』へ。
ライスの特盛と、ポークソテーの420グラムを頼んだ。

出てきたライスの量を見て、少し引いた。
2合以上はありそうだ。
しかも生卵つき。
すぐにパーカーを脱ぎ、Tシャツ一枚になる。
ポークソテーは分厚く、とてもおいしそうだった。
効率よく食べられるようにあらかじめナイフとフォークで切っておいた。
醤油を混ぜた生卵をご飯に混ぜ、肉、飯、肉、飯、肉肉、飯飯。
ひたすら食べる。
10分弱で完食。
汗びっしょりになった。
食後のコーヒーがとてもおいしかった。

店を出て、自転車で練馬へ。
駅の北口にある文化センターにて、テエイパーズハウス『442』観劇。
生演奏と合唱を楽しむ。
役者が演奏しているのではないため、芝居部分と音楽部分に温度差があった。
442部隊の話は、歴史的というよりは政治的であると思う。
そこで起こった差別にまつわる様々な出来事は、1940年代に限定された問題ではなく、その後もさまざまな国で起こったし、解決はされていない。
政治的な素材を物語化するには、抽象化が必要だなあと感じた。
たとえば合唱隊をコロスのように使い、ギリシャ悲劇のフォーマットを得ることで、歴史的事実そのものではなく、その中に潜む普遍的なものに近づけるのかもしれない。

終演後、役者の皆さんに挨拶してホールを出る。
自転車にて西荻へ。
図書館で本を借り、買い物をし、5時帰宅。

独り芝居について考えるあれこれを、独り芝居blogに書く。
会話の形にすると、話し言葉が書きやすい。
そういえば頭の中で考えるとき、二人の自分が会話をしていることがよくある。