夏の食事

暑くなってきたので、煮物や炒め物といった
おかずでご飯を食べるのがしんどい。
特に朝、起きぬけにそういうものを食べると、必ず汗をかく。

昨夜、そのことを考え、冷や汁を仕込んでおいた。
今朝、それを食べた。
やはり冷たいからだろうか、汗は出なかった。

冷や汁はアジの身をほぐすのだが、面倒なので去年からは小女子やしらすを使っている。
魚なら何でもいいのではないかと思う。
入り子を味噌ですり潰しても、うまいかもしれない。

昼、大勝軒でつけそば。
体が炭水化物を欲しているようだ。
食べるとたちどころに汗が出る。

仕事中、何かの拍子にカクンと落ちる。
眠気が続いているのではなく、不意に気を失うような落ち方だ。
疲れがたまっているのだろう。

夜、果物と、冷や汁の残りを食べる。
その後、明日の朝に食べるため、茄子、茗荷、胡瓜を細かく刻んで「だし」を仕込む。
冷たい朝飯生活とともに始まる、今年の夏だ。

10月公演のメールを各方面にする。
今年は、常に何らかの芝居の準備をしていて、完全に休みの週が一度もない。