家呑み

仕事中、k君からハンモックカフェの話をきく。
寝るのではなく、座るタイプのハンモックで、吉祥寺にもあるらしい。

ハンモックについて調べる。
家庭用のハンモックが、思っていたよりも安い値段で売っていた。
夏の暑い日、ハンモックに横になり、本を読みながら昼寝なんて最高だが、スペースを作るのがなかなか難しい。
特に壁にフックをつけられない賃貸住宅の場合、柱を立てることが必要になる。

ちなみに、冬はハンモックで寝ると凍えてしまうそうだ。
そりゃそうだ。

強風の中、夕方7時帰宅。
キャベツを圧力鍋で丸ごと似て、餃子を作る。
7時半過ぎ、知恵ちゃんが来たのと同じタイミングで芹川から電話。
道に迷っているという。
知恵ちゃんが迎えに行った。

8時くらいから飲む。
知恵ちゃんからは宙キャンの、芹川からはトツゲキ倶楽部の、それぞれの稽古の様子など聞く。

『暮れなずめ街』の話になり、
「ラストはどうしてああしたんですか?」
と聞かれる。
おそらく、
(こうした方が良かったんじゃないか)
という意見があるのだろう。

はっきりしているのは、あの台本を書く時に「どうしてこうするんだ?」と決して自分に問いかけなかったことだ。
理屈で書かないようにしたというのが答えといえば答えだが、それも正解ではない。
あのラスト以外の本を書き、実際にやって比較検討すればわかってもらえると思うが、理屈で説明したところで仕方ない。
わかったような気になられるのも困るし、教えないと突っぱねるのも愛想がない。

10月公演の案を少し話してみる。
出ずっぱりの8人が2グループあり、議論をたたかわせているようなイメージ。
曖昧な言い方になってしまうが、『暮れなずめ街』のラストをなぜああしたのかを本気で答えようとしても、同じように曖昧な言い方になってしまうだろう。

ちゃんと伝えようとすればするほど、はっきりしない言い方になる。

スタッフワークについても色々話す。
馬鹿話にならないのは、良かったのか悪かったのか。

知恵ちゃん、篠田節子『女たちのジハード』読んでいるという。
感想を聞くと、
「イライラします」
とのこと。
笑ったが、同時になぜ自分が篠田節子作品が好きなのかわかった。

11時過ぎまで飲み、終電前に後片付けする。
餃子が大量に余ったので、ラップにくるんで持っていってもらった。

1時就寝。