恵まれた座組み

昼、荻窪のすてーき亭でハンバーグのランチ食べる。
夕方まで台本書き。
56ページまで進む。

過去公演の台本と比べて、ページ数は少ないのだが、保存した時のファイル量は多い。
長いセリフが多いため、1ページあたりの言葉の密度が高いのだ。
それでも前半はテンポ良く進んでいる。
後半は、テキストの密度はそれほどでもないが、芝居の間をたくさんとっている。

夕方、高井戸にて稽古。
小直し中心。

8月末にプレ稽古が始まり、まだひと月しか経っていないが、参加メンバーは皆うち解けて、稽古場の雰囲気はすこぶるいい。
三週間前に参加した仁科さん、5日前に参加した家永さん、共に受け入れられ、ひとりぼっちになっている役者がいない。
稽古場に笑い声はよく起きるが、笑いの絶えない稽古場をことさら作っている感じではないので、どちらかといえば集中している時間の方が多い。
できすぎの座組みだ。

にもかかわらず、主に台本書きの労苦が原因で、心は冴えない。
書き上げてしまえば、いくらか軽くなるのだろうか。

稽古後、明日に脱稿しますと宣言する。
「おお」という声が上がったが、稽古は休みなので、皆の手にわたるのは明後日。
今夜と明日一日が勝負だ。