バッドエンドが好きということ

去年の5月に図書館で予約した本が、今月の頭にやっと順番がきて、図書館で取り置きをしてくれていた。
だが本番中本番後で、図書館に行く時間がとれず、結局期限が過ぎてしまった。
予約し直したものの、もはやそれほど読みたい本ではなくなっている。

午後コナミへ。
最初にプランナーさんに設定された負荷はどれもこれも軽すぎたので、15回3セットを楽々出来るものは早急に負荷を上げている。
腹筋が思ったよりきついのが意外だった。

夕方、荻窪にて真希ちゃんと待ち合わせ。
一年以上借りっぱなしになっていた本を返し、南口の中華料理屋で飲む。

過去2回マグに出てもらっているが、ちゃんとしっかりお話しするのは初めてだった。
話したことのないカテゴリの方が多いため、逆に、何を話していいのかわからないくらいだ。
物語は、ハッピーエンドよりバッドエンドが好きだという。

「めでたしめでたしにならなくて、ああやっぱりそうか、って感じに、ずーんって余韻があるのが、好きですねえ」

バッドエンドだから好き、というわけじゃなく、好きと思えた作品がバッドエンドだったことが多かったのかもしれない。
映画「シャイニング」は、バッドエンドだと思うけど、おれは大好きだ。
「乱」はバッドエンドだけど、どうも好きになれない。映像はひたすら美しいけれど。

9時過ぎに店を出て別れる。

急に、炭水化物系のものが食べたくなり、スパゲティを茹でて、マヨネーズと醤油をかけて食べた。
椎名誠の本に出てきた、発作的キャンプ料理の一つだ。

そういえば、大根おろしが大好きになったのは、椎名さんの『かつおぶしの時代なのだ』を読んでからだ。
一人暮らし3年目の春先だったな。