異次元に行く話

昼、「丸信」でラーメン。
午後は台本書き。
15ページまで進んだ。

夕方、西荻北で稽古。
冒頭場面の動きをどうしたいか、考えていたことを説明する。
数合わせパズルの動き、部分部分で回転、など。

この世界の一時停止ボタンを誰かが押してしまったという設定は、台本を書き始めた時に頭にあった。
ただ、それがなぜなのかがわからない。
押した犯人もわからない。
「もしも世界の終わりが来たら」
というお題の枠を出ない。

世界の終わりがきたらというお題は、4月のマグ不足以前から考えていた。
舞台をカラオケボックスにして、生き残った人々は世界の終わりを待ちながら、曲を入れていくという話。
世界が終わって人類が残せたのは、歌声の残響。

設定は面白そうなのだけど、マグネシウムリボンの演劇でどうやりようがあるのかがつかめなかった。
そんな状況で歌だけ入れていく心理と生理がわからない。

4月の「にじ」でやったことは、もう少し押し進めたいと思っていた。
お客さんと舞台の垣根をなくす方法など。
舞台から「客いじり」をするのではなく、いつの間にかお客さんも参加者にしてしまう芝居。
これだ、という答えは見つからないが、それを探すために今回の芝居を作っているのだと思っている。

笑里はお盆明け、翠ちゃんは8月下旬、こまるちゃんは9月になってからの稽古参加。
他の10名で最初の場面を稽古していく。

今回マグ初参加となる堀口さんは、台詞言い回しの着地点を感覚的に探る能力が高く、どの役を振ってもなるほどなあという読み方をしてくる。
過去、どんな役を演じてきたのかが気になる。

稽古後、キャストを決定する。
あて書きをしている役とそうでない役が半々だったので、残りを決めた。

出演者が決まらずカットした役もある。
結婚詐欺師とか。

10時過ぎ帰宅。
『千と千尋の神隠し』久しぶりに見る。
現実ではないどこかへ飛ばされた主人公が、元の世界に戻る話だ。

村上春樹『1Q84』もそうだ。
『海辺のカフカ』で、カフカくんが兵隊に誘われて入り込む森の奥深くもそうだ。

押井守監督『うる星やつら2』もそうだ。

映画のドラえもんも、そういう話が沢山あったと思う。