『ゼロ』読了

朝から胃痛。
下腹部ではなく胸焼けに近い感じなので、ああ、あれだなとわかった。

マラソン中、みぞおちが痛くなることがある。
胃食道逆流症というらしい。
これは非常に苦しくて、とりあえず水か何かを飲まないことには胸焼けが治まらない。
始めてマラソン大会に出た頃、トレーニング中によくなった。
そんな時、どこかの自動販売機で飲料水を買うのだが、手元に小銭がない時は往生した。
症状を抑えるのに一番効果があったのは、炭酸飲料だった。
胃を膨らませ、げっぷが出ることで、食道と胃の配置バランスや形状を戻してくれるのかもしれない。
ただし、炭酸飲料が原因で症状が出ることもあるようなので、良い方法では決してないのだろう。

それとは別に、風邪をひいた時に胃が動かなくなり、それによって似たような胸焼け症状が起きることがある。
お腹の上から胃のあたりを触ると、固くなっているような気がする。
食べても胃が動かないので、食べ物が腸へ下りていかない。
いつまでも腹が減らず、胸焼けがする。

今日の場合、最近毎日カレーを食べているのが原因かもしれない。
おでんから始め、スープを足してはカレー粉も足しを繰り返して来たわけだが、その都度コリアンダーやカルダモンといった香辛料を加えていたので、スープの中のスパイス濃度は結構濃かったかもしれない。
塩分が高くならないよう気をつけていたが。

シーナ&ロケッツのシーナさんが昨日亡くなった。
ニュースの取り上げられ方が、思っていた以上に大きかった。
鮎川誠の方がメディア露出は多いので、シーナさんの映像は歌っているところばかりだ。

鮎川誠さんが故郷を再訪する番組がアップされていた。
なぜかナビゲーターが武田鉄矢だった。
序盤、ぎこちない感じのあった武田鉄矢が、「マコちゃん」の飾らない人柄に、どんどんリラックスしていくのがわかり、面白かった。

久々にシーナ&ロケッツのサイトを見てみた。
鮎川さんによる、シーナへの追悼文ばアップされていた。
トップページのデザインは、90年代にサイトがオープンした時とほとんど同じだった。
webデザイン黎明期に鮎川さんが手打ちで作成したサイト。
変わらないことってすごいなあと思った。
もちろん、いい意味で。

堀江貴文『ゼロ』読了。
あのホリエモンが出所後に書いた、半ば自伝、半ば人生哲学という本。
想像していたよりずっと面白かった。
ライブドア時代の著作より、ビジネス書としてもためになることが書いてあるように思えた。
堀江氏はモテたいんじゃないかと、4年ほど前には思っていたが、本書を読んでもやはりそう思った。
ただ、あと一歩でモテるのに台無しにしてしまう何かがあるような気がする。
たいしたことじゃないし、それ故に堀江氏は直さないのだろうけど。
具体亭にはうまく言えないが、自分の出し方に独特のクセがあって、そこまで出したら野暮だという一線を微妙に越えてしまう。
本書でもそういうところがあったが、読んで悪い感じは特になかった。
いい本だと思う。