ボトリング

昨日『陽炎座』を少し見た。
鈴木清順監督。
話ではなく、映像に引き込まれ魅入ってしまう。
つげ義春のマンガや、寺山修司の映画を見る時の感覚に近いものを感じた。
そこら辺に、日本人に共通の何かがあるのだと思うが、「かつての日本人に」あるいは「昭和の日本人に」と、今の時代は言い直さないといけないかもしれない。

一昨日見た『闇の狩人』は五社英雄監督で、ひと言でいえば血しぶき時代劇映画だった。
舞台は江戸。
田沼意次の時代。
ストリップ小屋みたいなのがあって、すごい振り付けで着物の女が脱いでいたのには笑った。
仲代達矢、原田芳雄、岸惠子、千葉真一、藤田まこと、丹波哲郎、梅宮辰夫、ハナ肇、いしだあゆみという、そうそうたる出演者。
ハナ肇がすごく良かった。
70年代のハナさんは役者としていい仕事をしているのだな。
『祭りの準備』の父親役もすごく良かったし。

朝5時半起き。
暑くて目が覚めた。
着替えて、7時前に家を出て、千駄ヶ谷ホープ軒へ。
上着を着て行かなかった。
暑いと思ったからだったのだが、なぜそう思ったのかわからない。
外はきちんと寒かった。
4度。

8時半から仕事。
やたらにくしゃみが出た。
花粉かと思ったが、マスクをしても止まらないので、プールの塩素のくしゃみだと思う。
仕事にならないほどだったが、仕事はした。

ホープ軒で朝飯を食ったので昼はなし。

チェーホフ「かもめ」読み終える。
えらく感動した。

依頼されていた3件仕事はそれぞれ手をつけた。
細かい詰めがそれぞれ残っている。

6時過ぎにあがる。

7時帰宅。
ソーセージ、ザワークラウトで夕食。

果実酒瓶をあけ、酒粕を搾り取る。
中身はコーラの空きペットボトルへ。
炭酸が発生するのでコーラにした。
500ミリ3本弱に落ち着いた。