雑念が消える

朝、目覚ましで起きられず。
7時40分に起きる。
洗顔し、着替えて仕事へ。

自転車をこぐと足に疲労感があった。
マラソンをして、グリコーゲンが枯渇して「へたった」時に似ていた。
こういう時はゆっくりとしか歩けない。

9時から仕事。
昆布茶を飲む。

仕事中ほとんど喋らず。
喋ることはエネルギーを使うのだ。

ファスティングは今日で5日目。
フルマラソンでいえば30キロ地点を過ぎるあたりか。
だがマラソンと比べてきつさはない。
一昨日が一番きつかった。
昨日今日と徐々に楽になっている。

朝のルーティンワークを終え、昼休み。
ノートPCを持ってカフェテリアへ。
台本を書こうと思ったらバッテリーが切れていた。
お前もか、と思った。

休憩時間中昼寝をした。

午後は仕事がなかったが、体に余計なエネルギーが一切ないと、頭に雑念がわいてこない。
とてもクールになっている。
以前はイライラの原因になっていた物音や、ちょっとした発言なども、一切気にならない。
修行で断食をする人の気持ちがわかった。

夕方5時半にあがる。
外はまたしても雨。
しかも強風。

6時帰宅。
台本の清書と印刷をし、7時過ぎに稽古場へ。

土曜日にやった場面の修正台本を渡す。
上岡、百合香さん、千陽、オレの場面。
この組み合わせ、実はとても斬新だなと思う。

チェーホフの「かもめ」の台詞を引用。
人間関係のそこかしこに普遍的なものがあり、19世紀の作品なのに「あるある」と思わせる。
とても好きな作品。
医師ドールンの役割がとても好きだ。

続けて第3話を少し稽古。
ここから、過去と現在がめまぐるしく入れ替わるのだが、まだ途中までしか書いていない。
口頭で、
「ここから先は、こうなって」
など説明するが、早く書かないと。

第1話の稽古をして、今日の稽古を終える。

雨はやんでいた。
再び降り始める前に帰宅。

空腹感は感じなくなってきた。
胃がすっかり小さくなったのだろう。
ふと、餃子の王将で、がっつり食べている自分を夢想する。
今日それをやったら死ぬだろうな。