お粥

6時過ぎ起き。
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。

お粥生活に慣れてきた。
中国の朝飯はお粥だというし、消化にも良いし、いいことずくめな気がする。
少し前までは玄米を炊いて、タッパーに半分弱ほど積めて弁当に持って行き、お昼にカップのチゲスープや卵スープの中に入れ、雑炊にして食べていた。
それも近頃ははじめからお粥の状態で持っていっている。
弁当にお粥を持ってくるやつは、ビルの中でたぶんオレ一人だろうと思う。

朝、サラダ、お粥、納豆、煮豚で朝飯。
早く起きたのに身支度その他時間がかかり、仕事を始めたのは8時50分。

午前中はトラブルなしだったが、メンテナンスに入る前にデータベースの接続をオフにするスイッチがおかしくなった。
原因はなんとなくわかったが、改修は先延ばしにし、手作業で対処した。

昼、お粥。

魔法のお鍋の童話を思い出す。
貧乏な母と娘がいて、娘が魔法使いから魔法の鍋をもらう。
おなべさんに命じると、黍のお粥が煮えてくる。
「おなべさん止めておくれ」
と言うまで。
ところがある日、娘がいない時にお腹がすいた母がお粥を炊いた。
だがお母さんは止める方法がわからなかった。
やがて鍋からはお粥が吹きこぼれ、村がお粥で埋まってしまう。
帰ってきた娘がびっくりして叫ぶ。
「おなべさん止めておくれ!」
それ以来、村人達はお粥を食べながら道を作って生活するようになりましたとさ。

アンディ・サマーズ自伝読み進む。
少年時代からポリス以前の話。
ポリス結成時、すでにギタリストとして十年以上キャリアがあった人だから、そのあたりのエピソードが多いのは当然かもしれない。

定時にあがる。
大江戸線で湯島へ。
トツゲキ稽古。

シアターゲームの後半に参加する。
7時過ぎに横森さんが来た。

休憩中、メール着信。
すぐには返信出来ない内容だった。

1場を通す。
やりながら、
(この場面、1週間ぶりだ)
と思い、混乱するところがあった。
(劇中のオレ、ぶっきらぼうにしている時間が多いなあ)
と思ったりもした。

横森さんの駄目出しの後、新しい場面の稽古。
覚えていたつもりでも台本を離すと出てこない。
つまりそれは覚えてないんじゃないかと思う。

休憩中、色々な考えが頭をめぐる。

9時半に稽古終了。
りんごちゃんが「飲みに行きましょう」と言い、後藤さん、一哉さん、石川くん、山口くん、優都子ちゃんとさくら水産へ。
初めは面白いと思える演技が、つまらなくなっていくことについての話。
集団の寿命についての話などする。

お茶の水から帰宅。
考え事をしていたら、荻窪に着いたことに気づかなかった。
慌てて下りる。

帰宅し、シャワーを浴び、メールの返信をする。
1時半就寝。