マルチタスキング通し

朝、自転車で仕事へ。
風景が目に馴染んできた。

昼、フライドチキン、ゆで卵食べる。

定時に上がり、阿佐ヶ谷の稽古場へ。

現在遅れているのは音響。
ラストを書く時に、場面は浮かばなかったのだが、音は頭の中に流れていた。
が、具体的なメロディーではなく、こんな感じの音楽という印象のみだった。
印象を具体的なものにするのに、いささか苦労している。

そんな中、照明尾池さん、音響宮崎さん、音響オペ石井さん来る。
あわわわ、となる。

7時から通し開始。
間口も奥行きも取れず、キャスト代役しつつの状況だったが、とにかく通す。
音も流すが、きっかけが決まってなかったり、迷っているところもあった。
芝居そのものを見て、きっかけを考えて、自分の演技もしてと、脳はマルチタスクを実行していた。
何が何だかわからなくなった。

9時過ぎに通し終了。
時間は1時間58分。
大体そのくらいの時間に収まりそうだ。

役者は先に解散し、尾池さんと「いろは」で打ち合わせ。
機材的には前回より少なくなりそうとのことだった。

尾池さん、さいきん体調が良くないらしい。
気分の問題かもしれないとのこと。

昔の話を聞く。
尾池さんの父親が、急に仕事で成功した話など。

「急に引っ越したんですよ。でも、収入が増えても生活は変わらなかったですね」

今回の芝居では、逆のエピソードが出てくる。
シンクロニシティだろうか。

話し合いの途中、仁平さんから舞台美術のエレベーションが送られてきた。
外と中、ドア、路地、遠目で見る町の遠景という散らばったイメージをひとつにまとめたイラスト。
早く実物が見たくなった。

12時に店を出る。

帰宅後、作業中の仁平さんとメールのやり取り。
3時就寝。