北方三国志堪能

11時過ぎ起き。外は雨だった。
炊飯器の掃除をする。お粥を炊くと吹きこぼれるのだ。

ドラッグストアへ行き買い物。
納豆、キムチ、豆腐、レタス、醤油、マヨネーズ、鰹節買う。

レタスサラダ、オムレツ、チョリソー、ザワークラウトで昼飯。

午後、PCのハードディスクを整理する。
CドライブはSSD。
D、E、Fドライブがデータ用のハードディスクで、トータル4TBほど。
ユーザードキュメント系はEドライブにまとめている。
Fはかさばるデータを放り込んでおり半分以上埋まっている。
Dドライブはなぜか空いている。
使い分けの論理が定まっていないなあと思う。
片付いてない倉庫のようだ。

公演映像の編集でかなりの容量を使っている。
映像ソースを無劣化で補完しているためだ。

初めてさわったWindowsマシンのハードディスク容量は、4GBだった。
DVD1枚にも満たない。
当時のDVDは超高精細映像で、パソコンで再生するには高スペックのマシンが必要だった。
今、DVDなんて、むしろ劣化映像扱いだ。

だが、映像を最終的に処理するのは、マシンじゃない。
眼球と脳みそだ。
超高解像度の画面に近づいて細部に感嘆するより、でかいスクリーンに映したものをちょっと離れて見る方が、映画は面白い。

夕方、阿佐ヶ谷へ。
西友でクレジットカードの支払い。
アコレで買い物をして帰宅。

骨なしフライドチキン、ツナサラダで夕食。

風呂に入り、部屋の片付けと掃除を少しやる。

北方謙三『三国志』3巻読了。
呂布が主役の巻。
劉備は呂布に、漢王朝を戴くことの大切さを熱く説く。
呂布は劉備が嫌いではないが、無精は戦うことだけすればよく、まつりごとは文官に任せるという考え方だ。
本作における呂布は、最強の人物として描かれ、説得力も申し分ない。
配下の高順がいい味を出している。
赤兎馬が怪我をして、劉備配下の男に託す時、曹操は呂布に「味方になってくれ」と叫ぶ。
名場面だった。
劉備も曹操も、演じる自分と本来の自分という二面性がある。
劉備の激情は張飛が代わりに処理し、曹操の惰弱は夏侯惇が包み込む。
そうやって、二人とも演義を演技している。
呂布のみが、演技から自由だ。
劉備、曹操が呂布に惹かれるのは、まるで「三国志」そのものから自由であることをうらやんでいるようにも見える。

2時過ぎ就寝。