江戸川放水路でぼんやり

6時起き。
環八までジョギング。
住宅地を抜けて走ると、善福寺川によって方向感覚が大いに狂わされる。
蛇行する川を、串焼きのように貫いて走る必要がある。
環八の「もみじ」という居酒屋で折り返した。
一度行ってみたい店だ。

朝飯を食い、12時前に家を出る。
実家に向かう。
妙典で降り、江戸川でハゼを釣ろうかと思っていたのだが、時間が遅かったので断念したつもりだった。
ところが東西線に乗ったらそれが快速電車で、浦安まで運ばれてしまった。
こうなったのも運命と思い、妙典まで行ってみることにした。

駅から東に向かい土手に着いた。
バーへキュー用の緑地に上がってしまった。
いったん降りて迂回する。
今度は川岸に降りることが出来た。
午後1時半を過ぎていた。
釣り船の店はいくつかあった。
閑散としていた。
ボートを貸しているのは午後3時までなので、店じまいが近かったのかもしれない。

川沿いの道を上流に歩く。
行徳の堰で川岸に出て、護岸に座ってビールを飲んだ。

釣りをしている家族がいた。
ハゼを釣っていたが、アタリはまったく来ないようだった。
午後2時過ぎに何か釣れることは少ない。
かといって、家族連れで明け方や日没時を狙って釣りに来るのは難しいだろう。

1時間くらいボーッとしてから再び土手を上がった。
妙典まで、来た時とは別の道を歩いた。
古い家があった。
駅ができたのは最近だが、町自体は古いのだ。

4時過ぎ、実家へ。
両親は妹の家族と寿司を食べに行くところだった。
「あんたも行かない?」
と母に言われたが、南砂町までまた電車移動するのも億劫だったし、釣りについて調べたいことがあったので断った。

両親が5時頃出かけてから、ネットでシーバス釣りのことを調べた。
6年前にひとり芝居をやろうと思い立った時に、夜の荒川でシーバス釣りをしたことがあった。
取材のつもりだったが、大きいのが一度かかったりして楽しかった。
あの時は、夜は全然かからず、明るくなってきた時にガクンと竿がしなった。
浮くタイプのルアーをつかったので、魚が活性化した頃合いにかかったということなのだろう。

潮見表を見ると、夜9時頃が満潮で、朝5時近くが干潮のタイミングだった。
疲れていたので今夜9時は辞めようと思った。
ただ、明朝の日が昇るタイミングで干潮だと、浅くなりすぎでまったく釣れないかもしれなかった。

竿とリールを買いに、南葛西の上州屋へ。
本格的なものを買うつもりはなかったので、セットの安物を4000円で買った。
ルアーはフローティングとバイブレーションを買った。

家に帰りシャワーを浴び、部屋で釣りのサイトを色々見た。
眠かった。
目覚ましを3時半にセットして、12時に寝た。