ワーストテンが面白くない

6時20分に起きる。昨日作ったチャーシューをスライスし、サッポロ一番味噌ラーメンに乗せて食べる。サッポロ一番でいちばん人気があるのは味噌。次に塩、最後にしょうゆだ。オレは全く逆。一番好きなのがしょうゆ。次に塩。最後が味噌。世間と折り合いをつけるのは難しい。

風呂に入って汗を出す。去年の7月頭のことを思い出す。5キロくらい走って、風呂に入るだけで、体から水分がどんどん出て行った。今は長い時間をかけないと、同じ量の汗が流せない。

朝、中央線は遅れて、すごい混み方だった。以前荻窪から新宿に通っていた時は、ここまで混んでいなかったと思う。

8時半から仕事。仕様書作る。

昼、天亀そばで、ゲソ天そば食べる。これぞ立ちそば、という味がする。ただし、夏はあまり行きたくない。

ミニストップでコーヒーを飲み、『1Q84』を読む。

午後、珍しく1リットルの茶を飲みきる。いつもは麦茶なのだが、今日はウーロン茶を買った。そのことが関係しているのだろうか。ウーロン茶や緑茶を飲むと、カフェイン取りすぎになるので、いつも麦茶にしているのだが、昨日などは一日がかりで半分以上残してしまった。

夕方、西葛西のエンターキングで、『1Q84』のBook2を買う。ハードカバーのものが250円だった。文庫より安いのではないか。

実家へ。煮魚、青椒肉絲、わかめの酢の物食べる。

書き仕事をしようと思ってPCを立ち上げたが、USBメモリのwordファイルが壊れていて、作業ができなかった。PCを落とし、1時間風呂につかった。上がってから『1Q84』のBook1を読み終えた。青豆が、「愛のむきだし」に出ていた渡辺真紀子の印象と重なった。

「愛のむきだし」は、「映画芸術」の2009年度ベストテン1位だが、なぜかその後の園子温作品は、同誌のワーストにばかりランクインしている。
ベストテンが偏向しているのは、いいことだ。色々な評価があった方がいい。だが、「映画芸術」ワーストテンの選び方からは、映画的な何物も感じられない。プロパガンダ臭を感じるし、意外性もなく、ちっとも面白くない。そういうランキングをせずにいられないのは、世代の呪いだと思う。そこにある過剰さが、浅間山荘に通じたのではないか。
ただ、ベストテンの選び方からは映画観を伺えるし、なるほどと思うところもある。だから、「映画芸術」のベストテンはチェックしても、ワーストテンは目に入れない方がいい。