なくなったアパート

7時半起き。朝食にサッポロ一番みそ食べる。チャーシューとわかめをたっぷり入れて、汁は飲まないようにした。最近身体が水分でむくんできたので、塩分摂取に気をつけるようにしている。

洗濯をしてから、10時半過ぎ、走りに行く。五日市街道を西へ。連雀通りをさらに西へ。写真を撮りながら走った。

22才の時に初めて一人暮らしをした、小金井のアパートまで走った。片道15キロほど。アパートが取り壊され、更地になったことを知り、様子を見に行こうと思ったのだ。

荻窪に住んでいた時は片道10キロちょっとの距離だったが、高円寺に引っ越したので15キロになってしまった。往復30キロ。気軽に走れる距離とはいえない。それでも、片道分は走った。

アパートの跡地は管理者の看板が立てられていた。大家さんの家はまだ残っていたが、人が住んでいる気配はなかった。

しばらく、そのあたりの写真を撮った。近くにあるコープや、よく通ったラーメン屋など。ラーメン屋は店が変わっていた。以前の店はそこそこ有名になって、雑誌に載るようになっていたが、数年前に閉めたらしい。

場所を変えて、友達の住んでいたアパートに移動した。そのアパートも取り壊されて、新しい建物が建っていた。そこから見える武蔵小金井駅の風景も、当時とはまるで違う。駅ビルが建ち並び、ちょっとした地方の繁華街のように見える。そうなったのは10年ほど前のことだが、いまだに慣れない。住んでいれば慣れただろうか。

帰りはとても走れる状況ではなかったので、電車で阿佐ヶ谷まで戻った。そこから歩いて、買い物をし、1時過ぎに帰宅。ぬるめの風呂に入ると、気持ちよくて嘆声がもれた。

夕方、新宿でストレッチ。古本屋でスティーブン・キングの ”On Writing” 買う。
8時過ぎ帰宅。にしんそばを作って食べる。

走った距離はトータル17キロだった。汗をたっぷり流し、体重が4キロも減っていた。それだけ、身体が水分をため込んでいたということだ。汗は塩辛かったので、塩分のデトックスにもなったかもしれない。しかし、17キロでヒーヒーいっているようでは、とてもフルマラソンを走れる状態ではない。

11時就寝。