オリンピックのサッカー男子がスペインに勝った。
午前中にニュースで知り、かなり驚いた。
昼、ペヤングの超大盛を食べる。
コンビニ食で「がっつり」食べたいと思う時、CPが最も優れているのがこれだと思う。
だが、当然のことながら、毎日食べるものじゃない。
8時前帰宅。
夕食に冬瓜のカレーを食べる。
一昨日の深夜作っておいたもの。
元のレシピは「おそうざい十二ヶ月」にあった、冬瓜のカレー汁。
とろみをしっかりつけたら、カレーライスのソースみたいになった。
食べると、あっさりしてはいるが、カレーライスの味がした。
注文していたハードディスクが届いた。
久しぶりにPCのケースをあける。
CPUクーラーの埃を掃除し、古いハードディスクを一つ外して、新しいものをつける。
EASUS DISK COPYを使って古いドライブから新しいドライブへコピーをする。
なかなか大変だった。
容量が多い上に、マザーボードに取り付けられるSATAのドライブが2つまでしかないため、何度か付け替えなければいけなかった。
昔から使ってきたIDEの160GBは、今回で現役を引退することになった。
2004年の8月、『ファミリーアフェア』が終わってすぐに、使っていたドライブが動かなくなり、急遽買ったのだった。
動かない原因はドライブではなくケーブルにあったのだが、そのまま前のPCで使い続け、2年後に今のPCを作ってからもデータ用ドライブとして使い続けた。
当時の感覚では、160GBは結構大容量だったと思う。
今回取り付けたのは2TBのもの。
今までは、IDE1台、SATA2台を使っており、合計が1TBとちょっとだった。
古いIDEを引退させたが、SATAは2台しか接続できないため、240GBのものも引退させることにした。
2006年に買ったやつだ。
750GBのものはデータ保管用に残すことになった。
明け方になっても換装作業は終わらなかった。
4時過ぎ、テレビをつけ、オリンピックの開会式を見た。
舞台美術と照明と、役者やダンサーの使い方が実に洗練されていて、さすがに演劇の国だなと思った。
巨大な舞台空間で、出演者はほとんどが「その他大勢」なのだが、一人一人がきちんと芝居をしていた。
女王陛下登場には007ふうの演出。
ローワン・アトキンソンの出し方もさりげなくて良かった。
ハードディスクの換装作業と平行して見続ける。
選手入場は延々と続いたのでさすがに眠気を覚えた。
最後にイギリス選手団が入場する時の音楽が、デビッド・ボウイの「ヒーローズ」だったのが、選曲としてツボだった。
最後に、御大ポール・マッカートニーの登場。
これを見るためだけに起きていたといっていい。
イントロが流れ、「ヘイ・ジュード」を歌うポール。
だが、リップシンク用のものかわからないが、初めの方は音が二重に聞こえていた。
はらはらする。
もちろんポールさんはそんなことには動ぜず、コーラス部分は観客に参加させ、世界中の大合唱を実現させてくれた。
こういうイベントで「ヘイ・ジュード」をやってくれるのが、ずっと見たかったのだ。
嬉しい。
一人、テレビを見ながら、ハードディスクの換装をしながら、明るくなった部屋の中で合唱に参加した。
人生に思い残すことが一つ減る瞬間だった。