ワタナシさん

7時40分起き。風呂に入る。今週は起きるのが辛い。冷房病にかかったようなものだ。
きゅうりの様子を見る。昨日と比べてあまり変化がない。寒いからだ。しかし45リットルゴミ箱の水溶液はかなり減っていた。バケツで6リットル補充する。去年の7月頭と同じ状況だ。あの頃も水の減りが急に早くなってきたので、バケツ2杯分を補充した。その直後、葉の萎れが始まったのだ。カルキ抜きをしなかったので、塩素濃度を増した水道水によって嫌気性バクテリアが死滅し、水質が急速に悪化したというのが昨年立てた推測だ。水をすべて取り替えても萎れは止まらず、ひと月たたないうちにすべての葉が枯れたのは衝撃だった。すごく気が滅入った。去年の夏は気が滅入ることしかなかった。滅入ったまま仕事をし、滅入ったまま台本を書いた。稽古場でもプライベートでも、面白いことを喋れなくなっていた。つまんねーおっさんが、変な話を書いて演出していた。痛い状況。それもまた20周年の試練と腹をくくった。で、最近は軽口が戻ってきた感覚がある。善福寺川に鮭が帰ってきた。そして排水溝を詰まらせた。高円寺でもいくらを売って欲しい。

自転車で仕事へ。これまでのところ、クロスバイクはママチャリよりも4分前後早く着く。

朝食にコンビニで納豆巻きを食べる。

仕事、午前中はテストチェック表作りと、出力時にフォルダを作る仕様への変更などをする。

昼前、雷鳴がして雨が降り始めた。同僚Sさんが「明日の気温は8度です」といった。10度以下? トマトときゅうりは大丈夫だろうか。直後「間違えました。実家の長岡の天気予報見てました」とSさんは言った。新潟ならおかしくないだろう。

昼、コンビニ食。納豆巻き、味噌ラーメン食べる。
『うほほいシネクラブ』読む。「ふぞろいの林檎たち」に大久保鷹が出演した時の違和感について書かれていた。内面を作ろうとする役者に対し、外面だけ作る役者の演技の方がリアリティがあるという話。確かに役者はうまくなるほど内面作りとそれを外に出すことについて自覚的になる傾向がある。あと、ヴォイストレーニングで修練を積んだ役者ほどいい声で芝居をしたがるし、アクションを極めた役者ほど動きたがる。内面を、いい声でストレートにだす、動きキレキレの人間は、いたら気持ち悪い。面白ければいいのだけど。

ふと、今朝みた夢のことを思い出した。忘れないようにスマホにメモしたのだ。

舞台仕込みの夢。足場上げるが、足を切られる。舞台監督がギャラが値下げしたという理由で舞台装置作りのみやり、仕込みを来ないという。ギャラを元の値段にすると言われて納得していた。旧知のオギノくんと舞台を持ち上げ、足場を上げる。だが、つっかい棒のようなものがどれも切られている。それを見て誰かが、ワタナシさんに聞かなきゃだめだと言う。誰かがワタナシさんに聞きに行っている間、工具入れに入っていた大根おろしを掻き捨てる。

ワタナシさんって誰だろう? 夢で架空の名前が出てくるのは珍しい。メモを取っていなければ絶対忘れていた。

午後、インポート処理について悩む。元のツールはTransfertextを使用しているのだが、オレは8年くらい使ってこなかった。いばるのではなく、インポート定義を管理するのが面倒だったからだ。
で、色々いじるうち、追加インポートができることを確認し、胸を撫で下ろした。

外を見ると晴れていた。出先から戻ってきた同僚が「雨、こっちもすごかった?」と言った。
3時ごろになると外は夏空になっていた。

テスト仕様書ができた。これにチェック表の仕上げができれば、来週にもテストができる。はず。そううまくいくだろうか。いく。いって欲しい。

定時あがり。自転車で竹橋まで移動し、そこから東西線で実家帰宅。たまむすびをラジコで聞く。ほっとする。

夕食にとんかつ食べる。

先週セッティングしたトマト栽培は、強風にもかかわらず健気に育っているようだ。ほっとした。

青竹踏みをしたら、いつもよりも痛かった。内臓が疲れているのか。