ノックは必要

薄暗いうちに目が覚めた。一瞬、釣りに行こうかと思ったが、寒くて眠かった。やめた。
釣りはパチンコに似ている。

海・川  ⇒ パチンコ店
ポイント ⇒ 台のシマ
ボイル  ⇒ 大当たり予告
アタリ  ⇒ リーチ

冬のパーラー旧江戸川は店の回収期で、基本的に出ないが、当たると大爆発するらしい。ギャンブル性の高い釣りだ。

朝飯を食べたら眠くなった。早朝に起きたのは、疲労で眠る体力が尽きたからだ。寝るエネルギーを摂取したので
再び眠くなったのだ。
11時半まで寝た。

走って実家に帰ってきたので、着るものはトレーニングウェアしかなかった。着替えとバッグを買うか、トレーニングウェアのまま帰るか迷った。
外に出て、リサイクル店でバッグを見た。ヴァンベールで古着を見た。そのうち、帰宅だけのために買うのがバカらしくなった。別にいいや、走ってきた格好で帰ろう。

外に出たついでに昼食をとることにした。「スパイシーカルカッタ」というインド料理店に入り、ランチセットを頼んだ。エビと茄子のカレーに、チキンカレーを選んだ。辛くないのにたくさん汗が出た。

実家に帰宅し、トレーニングウェアに着替え、2時半に自宅へ。曇っていて部屋の中が暗かった。
水耕栽培のトマトの茎が折れていた。紐で吊している部分の先が大きく育ち、自重で折れてしまったようだ。応急処置のため、折れた部分をつないでヒモでぐるぐる巻きにした。

5時半、旅装についての話し合いに参加する。トレーニングウェアを着たまま行った。これもまた旅装かなと思った。
会議の途中で、施設の人が外の扉をそっと開けて玄関に入ってきていて、ふすまの外でいきなり「すいません」と声をかけてきた。参加者全員が驚いて声を上げた。ノックすりゃいいのにと思った。

夜、永福町のキッチンコートで割り引き惣菜を買った。寿司、ポテトフライ、唐揚げなど。

『戦争と平和』3巻読む。
2巻がスマホカメラによる接写だとすれば、3巻はドローンによる俯瞰撮影だ。
アレクサンドル皇帝にフランス軍侵入の知らせが届く。陛下は激怒し、交渉にバラショフを派遣する。
バラショフは、ミュラに通され、ダヴーに通され、やっとナポレオンに謁見する。しかしナポレオンはおのれの正しさをまくし立てるのみだった。
アンドレイ公爵は作戦会議に参加する。多くの派閥が存在するが、一番大きいのは風向きを読んで派閥を鞍替えするという派閥だった。会議のあと彼は前線勤務を希望する。
ニコライはベテラン士官になっている。ある作戦で勲章をもらうが、敵を切ろうとした時に表情を見て自分の腕がすくんだことが記憶に強く残り、戦争とはいったい何なのだろうと考える。
ナターシャは、あらゆる喜びから身を遠ざけ、ひっそりと贖罪の日々を送っている。
ピエールはロストフ家をしばしば訪れ、ナターシャに極めて優しく接する。
ロストフ家の末っ子ペーチャは、軍に入ることを熱望している。
敵が禿山の領地に迫る。周囲の状況を知るため、アルパートゥイチがスモーレンスクに派遣される。撤退する兵士の中にアンドレイ公爵がいた。彼はアルパートゥイチを見つけ、父や妹にはやく非難するようにという伝言を託す。
老公爵は敵が迫っていることを知り、義勇軍を編成しようとするが、脳卒中で倒れてしまう。死の床で令嬢マリアに優しい言葉をかけ、辛い目に合わせたことを詫びる。